自修館は、こころが育つ進学校。しっかりと、のびのびと「生きる力」を身につけます。

HOME > 自修館の教育 > 探究(C-AIRプログラム)

自修館の教育

探究(C-AIRプログラム)

社会とのつながりをもち、社会に働きかける資質・能力を身につける6年間。

本校は創立(1999年)時より「探究」の授業を全国に先駆けて導入してきました。その実績を踏まえ、創立20周年を機に、「探究」をバージョンアップし、「C-AIR(シー・エア)プログラム」を立ち上げました(2020年度)。その理念は、「変化と共存を志向して、社会の課題を自ら引き受ける探究者」を育成することです。

「社会」とつながり、「社会」に働きかける力を育てます。

研究開発室(探究プログラム担当)海老名 豊昭 先生

本校は創立以来、生徒の自由な興味を学術的な考察や発表に結晶させる探究プログラムを、必修科目として行ってきました。そして2020年度から、今後訪れる変化と多様性の時代を踏まえて内容を刷新。「C-AIR(シー・エア)プログラム」として新たにスタートしました。
本校の探究は、学校の授業だけでなく、地元の公共機関や大学、企業などへの取材や対話によって考察を深めることを特色としてきましたが、「C-AIR」ではそれに加え、我々が暮らす「社会」に積極的に関わり、働きかけることを活動のベースとします。6年間かけて育むのは、「社会」が抱える課題を見出し解決の道を探る思考力や、自分の考えを分かりやすく伝える表現力、そして様々な人との協働を通してアイデアを現実化していく実践力。大学進学後や社会に出てからも、仕事や人生を支える財産となるでしょう。

「探究力(C-AIR)を育てるプログラム」

Process 1
「社会」の見方を知る(1・2年次)/経験型

自分の考えを「どう伝えるか」を考えるのイメージ画像6年間の「探究」活動を進めるに当たり、1年生ではまず人文・社会系の「探究」の仕方を学びます(グループ探究)。地元伊勢原市の行政と連携し、市政について情報収集しながら、その改善を提案することを目指します。その中で、文献調査やインタビュー調査、情報分析などの方法を学んでいきます。
2年生では理工・生物系の「探究」仕方を学びます(グループ探究)。県内の大学や研究機関と連携し、それぞれの研究分野について学びながら、研究上の課題を解決する提案をすることを目指します。

Process 2
「社会」とつながる(3・4年次)/学術ゼミ型

相手に「どう伝わるか」を踏まえて掘り下げるのイメージ画像3・4年生の2年間は、12の学術分野ごとのゼミに分かれ、専門的な「探究」に挑戦します(個人探究)。まず文献調査で専門的な知識を学び、そこから「探究の問い」を立てて、本格的な「探究」を始めていきます。積極的に専門家や社会活動家とつながって、「探究」を深め、学術や社会の発展に貢献するような課題解決や提案をすることを目指します。なお3・4年生は、自らの成果をまとめた学術的な「論文」を作成します。

Process3
「社会」に働きかける(5年次)/自律型

5年生の「探究」は、それまでの経験や身につけた力・知見を生かし、本格的に社会の発展に貢献することを目指して、研究したり、活動したりします。「探究」のテーマやその実施形態(個人探究やグループ探究など)をどうするかも、生徒が自律的にデザインすることができます。この環境の中で生徒は、思い存分「探究」に熱中することができます。

Process4
「社会」の今後を見通す(6年次)/選択型

6年生なっても、授業を選択した生徒は、「探究」を続けることができます(個人探究)。大学進学など将来の自分を見据えながら、そこに接続するような本格的な研究を着々と進めていきます。

以上のように、本プログラムでは6年間を通じて「社会とのつながりをもち、社会に働きかける資質・能力の育成」を目指しています。これからの時代を生きる生徒には、従来のような知識を中心とする力だけではなく、実社会の文脈に対応しながらその課題解決に関わる力が求められています。
そうした課題を自ら引き受け、その解決法を探究し、実践に移すような人材、これを本校では「変化と共存を志向して、社会の課題を自ら引き受ける探究者(Change and Coexistence-oriented Agents through Inquiry and Research)」と位置づけました。こうした人材の育成を目指すのが、「C-AIR(シー・エア)プログラム」です。