HOME > Weekly Jishukan > ボランティア・スプリット・アワード受賞!
本校の6年生である相田七海さんが国際的な青少年のボランティア支援プログラムであるボランティア・スプリット・アワードでコミュニティ賞を受賞しました!
相田さんが取り組んでいる活動は「献血」です。学外では献血バス前での広報活動、学内では学校献血の企画、実施及び、献血の啓発活動、定期的に献血ルームに通い献血をすることの3つが主な活動になっています。
相田さんはお母様が献血に通っていたこともあり、幼い頃から献血のことは何となく知っていたとのこと。そんな相田さんが献血活動の実施になぜ踏み出したのかインタビューをしてきました!
私が献血に踏み出したのは、偶然SNSで「献血をしたら血液バッグ型キーホルダーが記念にもらえる」という日本赤十字社の投稿を見て「かわいい!」と思い、献血ができる年齢を調べたことから始まります。それから、遠くないうちに横浜駅のコンコースで「本日あと、〇人のご協力が必要です」と通行人に呼びかけをする日赤の職員さんを見て、「これは運命!献血しなくちゃ!」と衝動に駆られ献血ルームに行って献血をしました。献血をした後、「私のように献血ができる年齢を知らなくて、これまで献血をやってこなかった人に献血を広めたい」と思い、また偶然、SNSで見つけた「神奈川県学生献血推進連盟」という大学生が活動している献血広報ボランティア団体に高校生として初めて加盟しました。連盟に加盟し、活動をしている中で職員さんから大学、高校の団体献血の中止が続いていて、血液製剤の不足が生じているという話をお聞きしました。そこで、「自修館でも学校献血が実施できたら」と思い、学校献血の企画に踏み切りました。ポスターを作成し、職員会議での挨拶、昼食時に各クラスへの広報活動を行い、無事に学校献血を成功させることができました。
偶然の連続で続けることができたこの活動。この経験で、私は自分に自信をつけることができました。以前の私ならば、多くの人の前に立つこと、自分で考えたことを行動に移すことも出来ませんでした。このように考えを行動に移し、苦手なことにも挑戦することが出来たのは、自修館には国を越えてのボランティア活動をしている人、趣味に熱中している人が沢山いる環境だったからだと思います。
これからも献血の広報活動を続け、私のように「献血は知っているけど、するきっかけがなかった」人にきっかけを提供し、献血へのご協力者を増やし、輸血を必要としている患者さんがいつでも安心して輸血を受けられる社会を目指していきたいです。
(献血をしている相田さん)
相田さんありがとうございました。相田さんの活動を自修館もサポートし、土曜セミナーにて献血ボランティアも行っています。
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