HOME > Weekly Jishukan > アクティブ・ラーニングとは?
4学期制を採用している自修館では、2学期の期末考査を来週に控え、生徒たちは慌しく学習に励んでいます。そんな中、2年生の数学では「アクティブ・ラーニング」という形式を取り入れて授業を展開していました。
【アクティブ・ラーニング】
教員による一方向的な講義形式ではなく、生徒が能動的に授業へ参加する形の授業形式のこと。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習等が含まれる。(文部科学省 用語集より)
・・・本校の「探究」もアクティブ・ラーニングの一環で、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等もまた、アクティブ・ラーニングです。
今回は試験前ということもあり、期末考査対策プリントをクラスの前で解説する、という形でした。普段は数学が苦手で なかなか前向きに授業を受けられない生徒も、この形式だと意気込んで発表しています。
説明部分を指しながら、聞く人が分かりやすいよう工夫をしています。立ち位置に気をつけ、全員が見えるよう配慮する発表者も見られました。未来は先生でしょうか?!
自分が解説せねばならない問題は完璧に仕上げたいと思うのは当然です。その結果として「1つの問題をじっくり考える」「分からない問題を教えあう」という状況が生まれました。どれも授業を聞くだけでは得られない経験であり、その経験は生徒の自信につながります。
おそらく生徒たちは、自分が解説した問題は強く記憶に残っていることでしょう。期末考査当日に力を発揮してくれることを祈っています。