HOME > Weekly Jishukan > この粘土のカタマリは ?!
3年生の美術の授業中の風景です。生徒たちが制作しているものが何か、分かりますか?
答えは"向かいの席に座っている友達の顔"です。3年生の美術では、およそ半年をかけてこの「粘土による友達の顔制作」を行います。まずは粘土を使わず、友達の顔をデッサンすることで立体の感覚をつかみ、その後心棒を組み立て、粘土付けをしていきます。
まだ粘土付けの作業が始まったばかりですが、中には、そう言われてみれば"向かいの席に座っている友達の顔"と分かるくらい進んでいる生徒もいます。
この制作を通して、生徒たちは人の顔を立体的に表現することを学ぶだけでなく、友達のちょっとした表情の変化や、その際の顔の部位の変化に注目することになります。友達の顔を通して自分の内面を見つめる機会にしてほしいと思います。