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今月2日、レシテーションコンテストが行われました。
*大会当日の様子は本校の 校長ブログ(学校長の部屋)に掲載されておりますので、こちらもご覧ください。
さて、今週のWeekly Jishukanではそのレシテーションコンテストに向けた今までの生徒の様子をお届けします。
レシテーションコンテストとは英語の文を暗誦して発表する大会です。1年生と2年生はディズニーの有名な歌であるIt's a small world"と"Circle of Life"を、3年生はキング牧師の有名なスピーチ、"I have a dream"が課題文でした。
*英語科の先生に聞きました*
「課題文がなぜ歌詞なのですか?」
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1、2年生の課題を歌の詞にしたのには実は理由があります。
今、自修館の英語は発音に力を入れています。日本人が苦手とする "r" や "l" などの単音の指導を,1年生の1学期からフォニックスという教材で始めています。
単音の発音ができるようになったら,次は単語の発音です。ひとつひとつの単語をきちんとした発音で言えるようにします。単語の発音ができるようになったら,文に移ります。文をスラスラと読むためには、単語同士をつなげて発音するということが必要になります。
歌の詞を選ぶ理由はここにあります。覚える際に何度もその歌を歌うことで自然と単語と単語をつなげて発音できるようになるのです。
現在、人気の「アナと雪の女王」の主題歌「Let it go」も生徒たちは「レット イット ゴー」とは発音しません。カタカナで書き記すならば、「レリゴー」と発音します。つながるとまったく違った音に聞こえるのです。
自分が発音できれば、ネイティブの発音も聞き取れるようになります。
より相手に伝わりやすく、また理解しやすくなるための大切なトレーニングです。
クラス内予選を勝ち抜いた代表者は、昼休みや放課後を使って先生と練習を重ね、それぞれ自分たちなりの表現のアレンジを加えて本番に臨んでいました。下の写真は本番当日,出番を待つ舞台袖の様子です。皆緊張した面持ちで出番を待っていました。
普段は見られない生徒の表情を見られるのが行事の醍醐味です。一見すると華やかな表舞台ですが、そこへ上がるまでには生徒たち一人ひとりに色々なドラマがあります。自修館は、これからも役者になりきる生徒たちを様々な面でサポートしていきます。