期末考査も近づき、授業は問題演習を中心に進められています。1年生の代数の授業では生徒が「先生」として授業を行いました。先生から配布されたプリントを解き、その解法をみんなの前で発表することで、お互いに理解を深め合うことが狙いです。

　生徒達は丁寧に途中式を書いて説明することができました。質問も多く出て、授業がより活発に行われています。普段なかなか手を上げられない生徒でも、指名されて前に出ると堂々と発表することができ、生徒の普段と違った顔が見られるというのも魅力です。

　人前に立ち説明するという事は、問題が解けるだけでなく問題そのものの深い理解が求められます。言い回し一つで、難解な問題もスッと理解することができることができます。また、より分かりやすく説明しようと心がけることで、より丁寧に学習するため高い効果が得られます。

　勉強の奥深さに触れた生徒は、更に学習にのめりこんでいくことでしょう。