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土曜セミナー「茶道教室~Tea Ceremony in English~」 2016年7月23日実施

夏と秋の恒例セミナー、茶道教室。今回は「Tea Ceremony in English」と題して、茶道を英語で表現するセミナーを開催しました。
毎回お世話になっている裏千家・大門先生とそのお弟子さんたちに手ほどきを受け、また、通訳の方が話す英語を耳にしながらセミナーは進みました。

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茶室にはにじり口という小さな入口から入ります。扇子を手前に置き、膝を使って中に入ります。隣にいるのは通訳さんです。茶道に関する説明をすべて英語に同時通訳します。

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今回の亭主は中学3年生の男の子です。その凛とした姿に、参加した自修館生も驚いていました。亭主のすぐ隣に座る客人は「正客」といって、茶席で最も格の高い方が務めます。この席では、自修館生最年長の男子生徒が務めました.

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2回目の茶席は、自修館生がおもてなしをする側になりました。茶釜の正面に座っているのが「亭主」、その隣にいるのは亭主のサポートをする「半東(はんとう)」です。

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参加者全員がおはこびを体験しました。お茶碗を持って畳の上を上手に歩くには、意外と気遣いが必要です。

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 茶道の先生方や通訳さんたちも一緒に記念撮影です。

今回の茶道教室もとても充実していて、楽しいひと時でした。

 
 

茶道を楽しみながら英語にも触れることができた充実した時間を過ごしました。
通訳さんの話によると、茶道がどういうものかを体験して知っておかないと、表面上だけの訳になってしまい、本質を伝えられないとのこと。
茶道の通訳に用いる単語自体は簡単でも、床の間の掛け軸や花、茶道具の意味を知っておくことが大切なのだそうです。
「茶道と英語と勉強し、5年次のホームステイでホストファミリーに紹介したい」という生徒もいました。