HOME > 土曜セミナーレポート・土曜講座レポート > 社会講座「中世城郭めぐり-韮山城編-」 2016年6月17日(金)実施
韮山城(静岡県伊豆の国市)は戦国期初頭に戦国大名 後北条氏の祖、伊勢宗瑞(通称:北条早雲)が築城しました。後北条氏の出発点となる拠点として貴重な場所です。 |
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静岡県の三島駅から伊豆箱根鉄道に乗り換えて20分程度行くと、韮山(にらやま)駅に到着します。鎌倉時代~江戸時代後期の有名な歴史の舞台が集まった街です。 |
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まず韮山駅から歩いて蛭ヶ島(ひるがじま)公園(蛭ヶ小島)に向かいました。ここは源平合戦後に源頼朝が配流された場所です。北条政子と出会った場所でもあります。 |
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蛭ヶ島で昼食をとった後、そこから10分ほど歩いて、韮山城へ向かいました。写真は韮山城の案内板です。三ノ丸や御座敷は現在、地元の高校の敷地になっています。 |
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案内板から10分ほど歩いて、韮山城の中心である本丸に到達しました。本来ならちょうど写真の背景に当たる部分に富士山が見えます。北条早雲も見たのでしょうね。 |
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韮山城から駅に戻り一駅南下した後、歩いて韮山の反射炉に到達しました。昨年世界遺産に認定され、一気に認知されるようになりました。平日でも観光客がいました。 |
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反射炉はペリー来航後に伊豆の代官江川太郎左衛門が防衛のために建造した金属の溶解炉です。その歴史に思いをはせながら、物産館でお土産を購入し、休憩しました。 |
今回は時間の関係で回ることができませんでしたが、この街には鎌倉時代の北条氏の拠点跡や室町時代の堀越公方(ほりごえくぼう)御所跡があります。皆さんもぜひ訪ねてみてください。 |