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社会講座「小田原探訪~かまぼこをつくろう~」 2015年12月28日(月)実施

お正月といえばおせち料理。この講座ではおせち料理に欠かせないかまぼこを製作体験します。
今回は小田原駅から箱根登山鉄道で2駅の風祭駅にある「鈴廣」で期間限定の「ピンクかまぼこ」を作ります。
神奈川県小田原市はかまぼこが特産物です。小田原の風土を肌で感じながらお正月の準備をしました。

小田原1.JPG

現地に到着するとお正月の準備でたくさんの人、人、人...。入口の前でこれから始まる製作体験に思いを馳せます。記念撮影もしました。

 

小田原2.JPG

製作体験が始まるまで併設されているかまぼこ博物館で見学です。「おっ、こんな魚がかまぼこになるのか!」興味津々です。

小田原3.JPG

まずはお手本として職人の方がかまぼこを作ります。職人の方は手際よくミンチ状の練り物をこねて空気を抜き、板に貼り付けていきます。

見ているだけだと簡単そうに見えるのですが、実際にかまぼこをこねてみるとかなり力が要りました。 

小田原4.JPG

無事にかまぼこが完成しました。ここから火に入れ、焼き上がりを待ちます。かまぼこが上手(!?)に仕上がり、みんなで記念撮影です。

かまぼこの次はちくわの製作です。

小田原5.JPG

待つこと数十分。ちくわが焼き上がりました。出来立てのちくわにかぶりつく男子生徒。自分でつくったちくわは格別です。

小田原6.JPG

帰りに人力車に乗る女子生徒。昔ながらの文化にも触れることができ、良い経験となりました。

製作体験ではかまぼこの歴史を学ぶこともできました。

今回訪れた「鈴廣」は1865年から140年以上も続く老舗のお店で、伝統的な小田原蒲鉾の製造に取り組む一方、何よりも安全で人々の健康のために役に立るよう、さまざまな用途開発の研究を行っているそうです。

今回の体験で教わった製法も少しずつ工夫を加えていった結果生まれたのですね。

ぜひみんなで作ったちくわとかまぼこの味だけでなく伝統そのものかみしめて忘れずにいてほしいものです。