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社会講座「小田原探訪~蒲鉾をつくろう~」

年の瀬が迫る12月26日、新年を迎える準備も兼ねて蒲鉾づくりにチャレンジしてきました。神奈川の小田原には有名な蒲鉾店がたくさんあります。その中でも今回は鈴廣のかまぼこ博物館へ製作体験に出かけました。はたして美味しい蒲鉾は出来上がるのか?ワクワクしながら、いざ出発です。

 

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本日の集合は箱根登山鉄道 風祭駅です。そこから歩いて数分のところにかまぼこ博物館があります。今回はお正月に向けて、期間限定の「ピンクかまぼこ」を作ります。

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製作体験の前に博物館を見学しました。昔はこのような石臼が使われていたそうです。

「意外に軽いですよ~」と持ち上げる女子生徒。昔の生活を垣間見ることができました。

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着替えと手洗いを済ませ、体験準備完了です。すり身をたたいて蒲鉾の具材を作っていきます。丁寧に、滑らかになるように気持ちを込めてたたき、蒲鉾板にすり身をのせていきます。なかなか形を整えるのが難しい!

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竹輪づくりにも挑戦しました。竹串にすり身をのせていきます。

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すり身を残さず、きれいにのせるのは大変です。真剣な眼差しで竹串とにらめっこしました。

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焼き上がった竹輪はその場でいただきました。ホカホカで香ばしい竹輪の味は抜群です!

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完成した蒲鉾をお土産に、今日の講座はおしまいです。お正月を迎えるにあたり、お店でお土産を買う生徒もいました。最後に全員で記念撮影!

自分で作った蒲鉾の味はかがでしたか。お家のみんなに今日の体験話とともに美味しい蒲鉾が届いたのではないでしょうか。小田原は沿岸漁業が盛んで、昔からたくさんの魚が獲れました。交通が不便だった時は箱根に新鮮な魚を供給することが困難で、そこで誕生したのが小田原蒲鉾だと言われています。今日は製作体験とともに、そんな地域の歴史にも触れる楽しい一日となりました。