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土曜セミナー「ガラスフュージング入門」

「フュージング」とは「フュージョン(融合)」の類義語。1月11日(土)の土曜セミナー「ガラスフュージング入門」では、ガラスのパーツを組み合わせてデザインし、電気炉で焼成しアクセサリーを作りました。
ガラス工芸の中では比較的簡単な「ガラスフュージング」ですが、電気炉が必要なため、自宅ではなかなかできません。このセミナーでは、在校生の保護者である河野さんがガラスフュージングの基本を教えてくれました。

 

①ガラス.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見本を見ながら、自分が作成するものをイメージします。

作成したガラスは、ペンダントトップやイヤリング、指輪などに加工することができます。

 

 

②ガラス.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デザインが決まったら、ガラスの板の上にミルフィオリというこの小さなガラスのパーツをのせます。

砕いたガラス片を載せると変わった作品に仕上がるそうです。

 

 

③ガラス.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒と保護者と合わせて31名が参加しました。

今回はお父さんも参加しています。奥様へのプレゼントを作るお父さんも、自分のネクタイピンを作るお父さんもいます。

 

 

 

 

④ガラス.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで出来たら、あとは焼成するのみです。

このようにパーツを重ねても、焼成するうちにガラスが融合し、デザインが少し変わります。それがガラスフュージングの面白いところです。

 

 

 

 

⑤ガラス.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

800℃に熱した電気炉で焼成します。焼成時間は20分ほどですが、焼き上がったガラスをゆっくり冷ますのに時間がかかります。

どんな焼き上がりになっているか、考えて待つ時間も楽しいものです。

 

 

 

 

⑥ガラス.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

焼き上がったガラスは石綿に挟んでゆっくりゆっくり冷まします。ここで一気に冷やすと、割れてしまうこともあるそうです。

焼き上がったばかりのガラスは濁った色をしていますが、時間が経つにつれて本来の透明なガラスに戻ります。

 

 

 

⑦ガラス.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなに可愛らしく焼き上がりました。1年生の二人はこれをチョーカーとネックレスに加工しました。

イメージ通りの部分と思わぬ焼き上がりの部分があって、仕上がりに大満足のようです。

 

 

 

自分でデザインして、世界で一つだけのガラス作品が出来上がりました。お母さんへのプレゼントを作った生徒も、自分のアクセサリーを作った生徒も、みんな満足げでした。今回は保護者の皆様の参加も多くありました。
来年度も同じ時期にこの「ガラスフュージング入門」のセミナーを開催します。リピーターが多い大人気のセミナーです。ふるってご参加ください。