HOME > 土曜セミナーレポート・土曜講座レポート > 社会講座「小田原探訪~蒲鉾を作ろう~」
2014年がスタートしました。今回の社会講座では、正月のおせち料理には欠かすことのできない蒲鉾づくりにチャレンジします。神奈川の小田原には有名な蒲鉾店がたくさんあります。その中でも今回は鈴廣のかまぼこ博物館へ製作体験に出かけました。はたして美味しい蒲鉾は出来上がるのか?ワクワクしながら、いざ出発です。
本日の集合は、箱根登山鉄道 風祭駅です。そこから歩いて数分のところにかまぼこ博物館があります。
おっと、こんなところにも生徒発見!これから始まる蒲鉾づくりが楽しみでなりません。
着替えと手洗いを済ませ、体験準備です。こちらは1年生の女子。元気いっぱいです。
すり身をたたいて蒲鉾の具材を作っていきます。丁寧に、滑らかになるように気持ちを込めてたたきます。
たたき終えると蒲鉾板にすり身をのせていきます。なかなか形を整えるのが難しい!
みんなの作った蒲鉾です。これにじっくり火を入れていきます。
蒲鉾を蒸し上げている間に竹輪づくりにも挑戦しました。
これが焼き上がったみんなの竹輪です。なかなか上手に完成しました!
焼き上がった竹輪はその場でいただきました。ホカホカで香ばしい香りの竹輪の味は抜群!
蒲鉾の蒸し上がりを待つ間は博物館で蒲鉾のお勉強。その他、美味しい蒲鉾をお家へお土産に買いに行く生徒もいました。
完成した蒲鉾をお土産に、今日の講座はおしまいです。最後に全員で記念撮影!
自分で作った蒲鉾の味はどうだったでしょうか。きっとご家庭の方々へも今日の体験話とともに美味しい蒲鉾が届いたのではないでしょうか。小田原は沿岸漁業が盛んで、昔からたくさんの魚が獲れました。交通が不便であった当時は、箱根に新鮮な魚を供給することが困難で、そこで誕生したのが小田原蒲鉾だと言われています。今日は製作体験とともに、そんな地域の歴史にも触れる楽しい一日となりました。