HOME > 土曜セミナーレポート・土曜講座レポート > 土曜セミナー「茶道教室~抹茶の戴き方~」
恒例のセミナーである「茶道教室」。講師を務めてくださったのは茶道裏千家教授の大門ヒロ子先生です。今回は大門先生のご自宅を会場に、茶道を教わりました。
![]() |
茶道教室が始まりました。白い靴下に履き替えるのは、清潔なものを身につけて清々しい気持ちで茶道を味わうためです。手と口を清めて茶室に向かいます。(本来は庭にある蹲踞で清めるのですが、雨天のため、軒先に設けた甕で代用しました。) |
![]() |
茶室にある掛け軸を愛でながら、お茶菓子をいただきます。とても甘い主菓子(おもがし)は、この後の抹茶をよりおいしくいただくためなのだそうです。 |
![]() |
亭主が点てて下さったお茶をいただきます。亭主に最も近いお客様を「正客(しょうきゃく)」といい、このお茶席の主賓です。今回は参加者の最上級生が務めました。左側の人に「お先に」と告げてからいただきます。茶道は周囲を気遣うこうした一言をとても重んじるそうです。 |
![]() |
茶道道具を愛でることも茶道の一環です。お茶葉を入れる容器を興味津々に見ています。 |
![]() |
お茶を点ててくださった先生方へのお礼として、生徒もお茶を点てました。少し緊張しましたが、上手に点てることができ、また作法もなかなか上手にできていると褒められました。 |
![]() |
セミナー終了後、全員で記念撮影です。大門先生をはじめ多くの先生方にお世話になりました。和服を着て凛と美しく振舞う先生たちの姿を見て、もっと茶道を知りたくなりました。 |
今回のセミナーでは茶道の基本を知ることができました。最初は皆緊張していましたが、先生方が親切に楽しく教えてくださったお陰でリラックスして臨むことができました。
また、今回学んだお作法は、茶道の中だけではなく、日常生活にも通じるものがあります。
次回の茶道教室は10月です。大門先生のお庭で秋のお茶会を楽しみます。