自修館は、こころが育つ進学校。しっかりと、のびのびと「生きる力」を身につけます。

HOME > 土曜セミナーレポート・土曜講座レポート > 土曜セミナー「農業ボランティア」 平成26年10月11日

土曜セミナーレポート・土曜講座レポート

土曜セミナー「農業ボランティア」 平成26年10月11日

伊勢原市の農家でも、担い手の高齢化と減少が進んでいます。一方で、有機農法を手がける方もいらっしゃいます。
自修館の周辺には田圃があります。この中に、無農薬で育つ稲があります。しかし、無農薬であるがゆえに、稲のほかに、多くの雑草が繁茂してしまいます。
稲刈り用の機械は、雑草がないことを前提につくられているため、稲だけでなく雑草が繁茂した田圃ではうまく働けません。そのため、稲刈り前には人の手で一本一本雑草を抜かねばなりません。
今回、自修館の生徒10数人が、刈入れ前の田圃で、雑草を除去する作業のお手伝いをしました。1年生有志と生徒会の生徒が参加しました。

農業00.JPG

雑草が繁茂した田圃。想像以上に背丈の高い雑草が生えに生えています。稲よりも高いので、休耕田と見間違えてしまいそうです。

農業01.JPG

作業のてほどきを受けます。のこぎり鎌を使って、株の根元近くを切るようにします。

農業02.JPG農業03.JPG農業04.JPG

いよいよ作業を開始。いきなり雑草の森が行く手を阻みます。横一列になってスタートしました。
稲とよく似たイネ科の植物も多く、慣れないとなかなか見分けがつきません。誤って稲を刈ってしまわないように注意が必要です。

農業06.JPG農業07.JPG農業08.JPG農業09.JPG
農業05.JPG

種子のなっている雑草がたくさんありました。種子が田圃に落ちないよう、刈り取ったらすぐに田圃の外に運びます。根っ子から引き抜くと土だけでなく、稲もついてきてしまいます。根気のいる作業です。しかし生徒は楽しそう。いや、喜んでいます。

農業10.JPG農業11.JPG

農業女子。田圃で汗を流す姿が清々しい。おいしいお米が収穫できますように。

農業12.JPG農業13.JPG

2時間の作業を終えたあとの田圃。稲が倒れてしまったところもあります。果たしてこれでよかったのかと少々心配。もう少し丁寧な作業をできるようにしたいものです。手前には山と積まれた雑草。

農業14.JPG

最後に参加者全員で記念撮影。「来年もまた参加したい」という声がほとんどでした。そして、「ご飯を残さず食べます」と参加者全員が心の底から思うのでした。