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土曜セミナー「第2回茶道教室~秋のお茶会~」 平成26年10月11日

今回の茶道教室は、大門ヒロ子先生のお宅で行われたお茶会に招待されて、抹茶、煎茶、庭で行う野点の3種類のお茶席を楽しみました。

 

 

茶道では抹茶をいただきます。茶道は「もてなし」「しつらい」の心を大切にし、亭主となった人は庭や茶室の中を整えたり演出の準備をします。それは「日本的な美の世界」といえます。そして亭主と客の間に通う人間的なぬくもりが重要な要素となります。それを「和敬静寂」の精神といいます。

 

 

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<抹茶>
まずはお菓子をいただき、その後に抹茶を一人一人たててくれるので、味わいながらいただきます。茶碗の説明をしてくれるので、お茶をいただいた後に茶碗を拝見します。

 

 

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<野点>
野点とは、庭で抹茶をいただくことです。庭の木々に囲まれ、青空の下でお茶をいただくと爽やかな気持ちになれます。同じ抹茶でも、茶室でいただくお茶とは、味わいが違うことでしょう。

 

 

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生徒も「おてまえ」に挑戦しました。結構さまになっていますね。背筋を伸ばして、凛として素敵です。

 

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<煎茶>
煎茶道は型や物より自由な精神を重んじ、煎茶を味わいながら人との対話や書画を楽しみます。全員にお茶が振舞われ、「どうぞ」と言われてからいただきます。煎茶の場合は二煎出るので、お菓子は一煎目と二煎目の間にいただきます。

 

 

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<蹲踞(つくばい)>
蹲踞は茶庭に設置されます。手を清めるために置かれた背の低い手水鉢に投石をおいて趣を加えたものです。手水で手を洗うとき「つくばう(しゃがむ)」ことからその名があります。

 

 

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お茶会が終わって、大門先生やお弟子さん達と記念撮影です。日本の文化を体験し、心洗われるようなひと時でした。次回も多くの人に参加してほしいです。