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社会講座『造幣局工場見学』~貨幣が造られる現場を見に行こう~

東京都豊島区の大塚にある造幣局の東京支局に、1年生~3年生の合計17名で行ってきました。日々使われている貨幣が造られる光景を見て、見聞を広め、知的好奇心が高まりました。

 

 

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大塚駅から10分ほど歩いた所に造幣局はあります。東門で受付を行った後、まずは造幣局東京博物館の講話室に向かいました。

 

 

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博物館の講和室で、DVDを見ながら、造幣局の仕事に関して職員さんからお話を伺いました。

 

 

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造幣局では、通常使われる貨幣のみならず、記念貨幣が多数造られています。生徒たちは楽しそうに非常に興味を持って記念貨幣を見ていました。(なお、職員さんの説明の後、工場見学をまず行いましたが、工場内は撮影禁止のため写真はありません)。

 

 

社会講座(造幣局工場見学)④.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上述した記念貨幣の一例です。写真に写っているのは、2002年FIFAワールドカップの際に造られた1000円硬貨です。  

 

 

社会講座(造幣局工場見学)⑤.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その名も「コインくん」です。自分の持っている貨幣の状態を診断してくれる機械です。何人かの生徒が試していましたが、ほぼみんな綺麗な状態だったようです。  

 

 

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最後は、職員さんが記念撮影をしてくださいました。みんな、有意義な時間を過ごすことができたようです。  

 



 元々、今回は日本銀行に行くことを考えていました。しかし、昨今のニュースの影響により、日本銀行見学の人気は非常に高まっているようで、予約が全く取れませんでした。そこで、同じ経済関連として今回は造幣局に行くことにしました。昨年の証券取引所であれ、日本銀行であれ今回の造幣局であれ、教員として皆さんに願うことは、常に知的好奇心や世の中への関心を持ってほしいということです。「自分には関係ない」と、誰もが思ってしまったら、世の中は良い方には何も変わりません。皆さんが当たり前のように使っているたった一枚の硬貨が造られるまでに、どのような歴史や思いがあり、どれだけの人の手がかかっているかを理解し、感じ取って欲しいと思います。それが、世の中を良い方向に変えていく小さな一歩だと思っています。