自修館は、こころが育つ進学校。しっかりと、のびのびと「生きる力」を身につけます。

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学校長の部屋

実習生研究授業

本日、教育実習生による公開研究授業が行われました。5学年(高校2年生段階)の日本史で、単元は中世の「蒙古襲来と幕府の衰退」についてでした。今後、学習指導要領が変わっていくこともあり、大学での授業教授法も変わってきているのを感じます。教員主導の講義形式で行うのではなく、学習思考ツールである「ブランチ」というやり方を試し、生徒たちは因果関係などを推察しながら、自ら次の課題に意欲的に取り組み、必要に応じて近くの友達と考えをシェアしていました。実習生は、ファシリテーターとして机間巡視しながら個々の生徒と対話をしながら考えを深められるように努めていました。生徒の様子を確認しながら個々に次の課題を渡していく姿は、余裕はありませんが、一生懸命さは伝わってきました。その教育実習生(13期卒業生)の様子を生徒たちも感じていたのでしょう、実習生を助けているようにさえ見受けられました。

教員の成り手が減っているという時代ですから、できれば自分の夢を変えずに同業者となってほしいと願います。

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