先週から卒業生が本校に戻って来ています。彼は13期卒業生で、現在、社会の教員を目指し教育実習生として毎日忙しそうに過ごしています。今年はコロナウイルスの影響で5月の教育実習期間が自宅学習(休校)になっていたため受け入れが難しいところもありましたが、彼をはじめ10月・11月で受け入れていく予定にしています。毎年のことですが、教員を志す卒業生がこうして戻ってくると、我々も初心に帰るような気持ちになります。同じような時期に、良い授業とは、良い先生とは、良い学校とはなど様々なことを考えていたように思います。実習生ではありますが、生徒から見れば先生ですので、今できる精一杯をこの3週間にぶつけてもらいたいですね。
6時間目の終わる間際、廊下で彼に会ったのですが、書類片手に頭の中で反復するようにしていましたので声をかけてみると、これから帰りのHRを任されているとのことで連絡事項に漏れのないよう確認していたとのことでした。ピンと張った糸のようでちょっと心配ですが、来週いっぱいで実習は終わりますから、最後まで頑張ってほしいと思います。