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学校長の部屋

夏休みには読書がお勧め

本校の夏休み前の登校が今日を含めてあと3日となりました。ここまで来ると夏休みの過ごし方が話題に上がります。例年であれば学割発行のため旅行届の書類が多数回ってくるのですが、今年は感染防止のため学割を必要とする遠方への旅行が少ないのかここまでほとんど旅行届が回ってきていません。夏休みの過ごし方として家の中にこもるケースが増えるのかもしれませんね。それならば、ぜひ読書に時間を費やしてみてはどうでしょう。私も毎年夏休み前には本を買い込んで一気に読んでいます。新書を購入することが多いのですが、今年は宮部みゆきさんの三島屋変調百物語を4冊すでに買い込んでいます。これは、自宅学習期間にたまたま本屋さんにて宮部さんの「あやかし草紙」という文庫本を買って読んだところから始まりました。読み終えた際、このあやかし草紙が三島屋変調百物語「伍」となっていることに気づき、もしやと思い本屋さんへ出向いたところ、やはりシリーズとして並べられておりました。文庫本としては「伍」までなのですが、単行本最新刊として「六」がすでに出版されておりました。まずは、「伍」へつづく「一~四」の文庫本を買い込んだ次第です。これで、夏休みの楽しみがひとつできました。読書は著者や物語の登場人物などの気持ちを考え、ストーリーを想像したり、情景を頭の中に描いてみたりと、とても発想力・想像力・洞察力が養われていきます。私は、特に表現する言葉に注意して読んだりしています。「この場面でこのような表現をするのか」など幅が広がるようにも感じます。

みなさんも、旅行できないと言って残念がってばかりいないで、自ら楽しみを作っていきましょう。

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