自修館は、こころが育つ進学校。しっかりと、のびのびと「生きる力」を身につけます。

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学校長の部屋

自分を見つめる

本日、雑誌の取材を受けました。学校の特徴ある教育の「探究」「EQ」についてなどは当然お話したのですが、質問の中に個人のプロフィール的なことも含まれ、自分自身を見つめる良い機会とさせてもらえました。「趣味は」「中高時代夢中になっていたこと、後悔していること」「生徒へお薦めの一冊は」などたくさんあった中で、2つの質問が自分自身に強く残りました。ひとつは、「なぜ、教員になろうと思ったのか」ということです。これには、フッと我に返ると言いますか、そのときの思いを思い出したと言いますか、気持ちが引き締まるのを感じました。多くの方もそうだと思うのですが、中学時代の恩師の存在が大きかったです。その「先生のような存在になりたい」という思いが今の私の出発点でした。今の自分に目を向けると、まだまだその先生の足元にも及ばないのではと反省させられます。もうひとつの質問は、「座右の銘は何か」というものです。これは私が教員になって2~3年の頃、生徒を連れて行った箱根のお寺の和尚さんの言葉です。その言葉に勇気づけられたことを今でも覚えており、卒業生たちの卒業アルバムに書くことも多いです。これまでに何度かそのお寺を訪れているのですが、必ずその言葉をいただいて帰ってきます。それは「やればできる、できないのはやらないからだ、真剣にやれば必ずできる」という言葉です。この言葉には賛否両論あると思いますが、私にとっては座右の銘と言えるものです。つらい時も、苦しい時も、迷いのある時も、この言葉を噛みしめるようにしています。

本日の取材では、個人のことも聞かれ、自分を見つめる良い機会をいただきました。ありがとうございました。

(※写真は2018年2月、NZアオレレカレッジと姉妹校締結をしたときの写真です)

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