自修館は、こころが育つ進学校。しっかりと、のびのびと「生きる力」を身につけます。

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学校長の部屋

嬉しい報告

新型コロナウイルス感染症拡大による「緊急事態宣言」が関西圏でも解除され、残る北海道・1都3県も25日には判断されるところまできました。これも国民みんなの我慢、STAY HOMEの賜物です。先が見えてくるのは夜明けで明るくなってくるのと同じで、少しずつ希望を感じられるようになりますね。でも、ウイルスがなくなったわけではありませんから、ここからも気を引き締め新しい生活様式を意識しながら過ごしていければと思います。まだまだ頑張りましょう。

さて、昨日、嬉しい手紙が届きました。それは、東海大学医学部付属病院からでした。東海大病院は本校と同じく伊勢原市内にあり、本校保護者・卒業生も医療従事者として勤務している病院です。そこから「マスクの寄贈への感謝」という内容の手紙が届いたのです。私たち教員は知らなかったのですが、実は6年生(17期生)のある男子が自修館生として個人的に寄贈したものでした。医療従事者の皆様が医療物資も不足する中、コロナウイルスに向き合ってくださっていることに対し、自分にできることを考え行動したのだと思います。マスク不足に乗じて高値で販売し儲けようとする者がいる世の中で、この生徒の行動は本当に嬉しく思います。頭がさがります。また、自分はそのような行動を取れていなかったことが恥ずかしくもあります。この休校の最中、6年生ですから大学受験のことなど自分のことで精一杯、不安な気持ちでいるはずなのに・・・それを考えると胸が熱くなります。教えられた気がします。本当にありがとう。

もう少しで休校(自宅学習期間)も終わりを迎えられそうです。勉強の遅れを取り戻すだけでなく、助け合いなど人として大切にするべきことを今一度確認していきたいと思います。

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