4月16日、全都道府県に「緊急事態宣言」が発出され、感染拡大が一層深刻な状況にあることが窺えます。昨日は東京都で201名の感染者が確認されました。こうした不安の中、「Stay home」という状態が長く続くことで心身ともにストレスを抱え込んでしまいそうですね。今は、焦らず慌てず、何かの・誰かのせいにせず、意識的に心にゆとりを作ることができるよう、家庭でできることをやっていきましょう。スポーツ選手や芸能人が家でできることを配信したり、リレー形式で動画を繋げていったりする様子を見ると、とても楽しそうで「ちょっとやってみようかな」と思えてきます。こんなときだからこそ、自分から「ちょっとやってみようかな」と一歩踏み出してみてはどうでしょう。そのためにも、自分で手軽な目標を作ることをお勧めします。小さな成功体験、目標達成によって、満足感・達成感が得られますから、気持ちも良くなりますね。
また、先日、本校6年生(高校3年生段階)の男子が私にメールをくれました。そこには、『自宅学習期間だけれど、計画的に受験勉強頑張っています』と言うことと『先生たちもたいへんだと思いますが、コロナウイルスに感染しないように気をつけてください。また学校で会えることを楽しみにしています』と書かれていました。自分の目標に向かって地道に頑張っていること、我々のことを気遣ってくれていることが嬉しかったですね。
今は世界中がたいへんなときです。一日も早く平常に戻すためにも一人ひとりの行動が大切です。我々も生徒の顔を見られないことが寂しいです。でも、この時期の彼らの成長は大きなものがありますから、一ヶ月以上会わないことで会えたときの成長を感じられることを楽しみにしていたいと思います。
(※写真は昨年の「1年生オリエンテーション:山梨」の様子です。例年、この時期に行なっていました)