本日、期末考査の答案返却日となり、昨日までの試験休みを終えた生徒たちは朝から元気に登校して来ています。答案をもらいながら一喜一憂することなく、振り返りをしっかりとしてほしいと願います。
さて、21日(月)の冬至の日に4・5年生たちは期末考査を終えました。その日の午後、4・5年生は公演会に参加しました。これは、5月に実施する予定だったものですが、コロナ禍にあり延期してきていました。内容は、歌・ダンス・手話という新しい表現方法で伝える手話パフォーマー「HAND SIGN」という二人組の公演(コンサート?)です。彼らは、2009年・10年にニューヨークのアポロシアターで開催された「アマチュアナイト」で優勝し、アーティスト活動以外に、聴者と聾者の架け橋となり、ボーダーレスな社会実現をするため、全国の小中高・聾学校などで普及及び支援活動を行っています。今回の公演もその一環となります。また、FMヨコハマの木曜日のトレセンという番組にも出ています。そして、彼らの「僕がきみの耳になる」という実話をもとにした歌は、You tubeで900万回再生されていますので、どこかで聞いたこともあるのではないでしょうか。
公演は、密を避けるためJホールに座席の間隔をとり、拍手で応えるという形式で行われました。生徒たちは考査明けということで、始まる前は気の乗らない雰囲気もあったようですが、いざ始まってみると最初から歌と手話ダンスの素晴らしさに圧倒されていました。途中で手話クイズを交えて手話を教えていただいたり、歌の途中の振りをみんなで揃えたりと、とても一体感を持つことができたと思います。今回、初めて彼らのパフォーマンスを見たのですが、素直にこれからも応援したいと思いました。生徒たちもきっと、この経験をきっかけにボーダーレスな社会を自然に考えるようになってくれるのではないかとも感じました。
HAND SIGNの皆さん、本当にありがとうございました。