昨日は、年に一度の芸術鑑賞会で帝国劇場へ行ってまいりました。帝国劇場の周りには1~5年生のおよそ600名が集合する場所はありませんので、歩いて7~8分のところにある日比谷公園の噴水の周りに集合しました。生徒の集合時刻は11:30であったのですが、不安だったのでしょう1年生の中には10:00にすでに到着していた者もいたようです。4・5年生たちはさすがに慣れたもので、集合10分前になると一気に集まってきました。
今回のミュージカル「MOZART」は現代風にアレンジされていてロック調の曲が流れたり、楽しいダンスがあったり、感情の移り変わりが分かりやすかったりと、生徒たちもとても楽しめたようでした。終了した後、出口辺りにいると保護者の方からも「とても良かったです。」「分かりやすくて楽しめました。」「踊りも歌声もみんな素晴らしかったです。」「主人公役の山崎さんがとても素敵でした。」など、様々なご感想をいただきました。生徒たちも帝国劇場まで行ったかいがあったことでしょう。また、今回偶然のできごとがありました。それは、帝国劇場の場内誘導の係に本校の卒業生がいたことです。事前の打ち合わせでも知らなかったようです。彼女は6期生なのですが、大学を卒業し役者を目指しているとのことで、劇場
のお手伝い(アルバイト?)をしているそうです。いずれは彼女の立つ舞台を芸術鑑賞会で見られる日が来るかもしれません。頑張ってほしいものですね。
さて、一日経って今朝いつものように私が校内の清掃をしていると、登校してきた生徒たちが「モーツァルト面白かったよな。」「主人公かっこ良かったね。」「みんな素敵な声だったね。」など話題にしているのが聞こえてきました。生徒たちには役者さんだけでなく、舞台下のオーケストラや舞台の入れ替えを行なう大道具さんたちなど様々な役割の人がいてひとつのミュージカルができていることも分かってもらえたならば嬉しいです。少しでも自分の世界が広がってくれたならば、今回の芸術鑑賞も目的を果たすことができたと言えるでしょう。
こうしてミュージカルの余韻が覚めやらぬ中、本日は生徒会役員選挙の投票日です。選挙管理委員の5年生が公正な投票ができるよう準備をし、投票を取り仕切ってくれました。投票はお昼休みと放課後の2回、学年ごとに分かれて行なわれました。生徒たちは立会演説会や政見放送からすでに投票者を決めている者が多く、用紙を手に手際よく投票を済ませ、足早に会場をあとにしていきました。開票は本日の17:00以降に行なわれ、発表は明日の朝学生ホールのプラズマディスプレイに映し出されます。明日の朝が楽しみですね。
(※投票箱は伊勢原市選挙管理委員会よりお借りした物です。毎年、ありがとうございます。)