本日、お昼の会食の時間を利用して生徒会とのランチミーティングを実施しました。生徒会本部役員と担当教員、校長・教頭がいつものメンバーですが、本日は先日終了した探究文化発表会生徒実行委員長も参加し、反省点などを報告してくれました。その中で、今年度の実行委員から次年度の実行委員への引継ぎをしっかりと時間をとって行ないたいというところに、生徒主導の行事を自分たちの手でさらに良くしようという意欲を感じます。次年度の実行委員は12月には決定するはずですので、思う存分話し合いをしてほしいと思います。
生徒会本部役員からは、次期生徒会役員選挙について連絡がありました。本日までが立候補期間となっており、明日の午後に立会演説が行なわれるので、その準備を選挙管理委員会といっしょに進めているとのことでした。本校は中等教育学校ですので、中学・高校の分かれなくひとつの学校として生徒会もひとつです。ですから、会長は全校で1名となり、後期役員と前期役員がいっしょに支えていくことになります。本校創立2~3年目くらいには立候補者が20名を超えるということもありましたが、最近は定数をやや上回るほどの立候補数に落ち着いています。役員の仕事がたいへんで自分には務まらないと感じているのか、学校全体を動かそうということに魅力を感じないのか、個々に自分の目標だけを追いかける生徒が増えたのか、理由は定かではありませんが、少しだけ昔が懐かしく思えてしまいます。
放課後、選挙管理委員長の女子生徒が校長室へ来てくれて「明日、立会演説会がありますので、校長先生から一言いただけますよう、よろしくお願いします。」と、しっかり伝えてくれました。そのときに立候補者の数を尋ねると、前期生の立候補数がやや少ないとのことでした。これからの学校を築いていくためには、継続する力(引継ぎ)が不可欠です。生徒のための生徒会ですが、我々も将来のリーダーとなる生徒の育成を真剣に考えなければならないと感じます。
明日の立会演説会、全校生徒諸君には、自ら手を挙げてくれた生徒たちの気持ちをしっかりと受け止めてほしいものです。