本日も探究文化発表会の文化面における内容について掲載します。一昨日、教科・部活動について掲載いたしましたので、今日は5年生企画・有志ステージを中心にいたします。
本校では、探究文化発表会にて前期課程生が探究の発表を行う一方、後期課程生は運営・準備にあたります。その中で、毎年5年生という参加最後の年に、自分たちで企画する取り組みを実施しています。文化祭という形式のものはありませんが、この5年生企画はそこに通ずるものを感じます。今年は、アート班が階段に探究文化発表会のポスターなどをきれいに飾ったり、動画班が開会式と閉会式のビデオを制作したり、セミナー33班が海外FWの展示や勉強法の館で勉強の仕方を発表したり、伊勢原タイアップ班が伊勢原の地元農家の食材を使って豚汁やプチホットケーキを販売したりしました。生徒たちが自分たちで考えた企画ですので、とても活き活きとした様子がありました。プチホットケーキは前日に試食させてもらったのですが、とてもおいしく戴きました。
また、体育館での有志ステージには8組の団体個人が登場しました。ジャンルとしては、演劇、マジック、バンド、ダンス、保護者のコーラスなどがありました。みんな学校の部活動とは違い、時間のあるときに集まって活動をしているようですが、どの団体もなかなか見ごたえのあるものでした。この中のマジックを行った男子2名は地域の福祉施設や岩手ボランティアなどでも披露してくれており、多くの方に喜ばれています。そのほかに、有志ステージの間をぬって帰国子女の生徒による英語プレゼンテーションも行われ、観客の皆さんを唸らせていました。保護者コーラスには、一期生の保護者の方も継続して参加されており、毎年合唱コンクールと探究ステージを楽しみにされているとのことでした。
こうして、探究そのものとはまた少し違う文化が自修館の中にあることをお分かりいただけたことと思います。今回、探究発表のみをご覧になられた方には、気が早いと言われそうですが来年ぜひ文化面の発表も楽しみにしていただければと思います。