皆さんは、昨晩のスーパームーンを見ることができましたか。学校近辺では空にほとんど雲がなく、きれいなお月様を見ることができました。地平線に近いときは大きく見えましたが、空高くなったときは大きさの違いが良く分からなかったのは私だけでしょうか。普段の満月をもう少し気にして見ておくべきでした。
さて、本日は2学期期末考査2日目です。昨日に続き3科目の試験が実施されました(3年生のみ2科目)。
朝、いつものように校内巡回清掃をしていると、7:30頃に普段より多くの生徒が登校しているのを感じます。特に後期課程生(4・5年生)が多く見られます。不安な気持ちもあってのことだと思いますが、それだけこの定期考査が自分にとって大切であると分かっているからでしょう。でも、早く登校したことで安心してしまわないようにしてほしいものです。
そんな朝の様子の中で、人だかりができている一角がありました。それは6年生のクラスのある廊下掲示板の前です。そこには、先日行なわれた第2回記述模擬試験の結果が貼られていたのです。6年生たちはこの時期期末考査がなく、下級生が期末考査を行なっているあいだ臨時時間割となっています。しかし、期末考査はない代わりに、月に2回のペースで外部模擬試験が行なわれていますので、常にテストと向き合っています。掲示されているのは、総合順位、文系順位、理系順位、各科目順位などの上位者です。その名前を見ながら、お互いに思うところがあるはずです。結果掲示の下に、「君は、ライバルを見つけたか」という言葉が貼られています。この順位表をただ見るだけでなく、「あいつに負けられない。」「あの人に追いつこう。」、そんな目標を持つことで今の自分をさらに頑張らせることができることでしょう。受験は自分との闘いとよく言いますが、ライバル心を持って切磋琢磨し合うこと、張り合うことも大切です。自分が眠くなってしまったときなど、「あいつはきっとまだ勉強している。」と思えば、気持ちを奮い立たせることも可能です。順位掲示は上位者を称える意味もありますが、ライバルを見つけ受験が団体戦となるよう意識を高めるためでもあります。
センター試験まで129日となりました。ライバルとともに自分の目標に向かってさらに追い込んでいきましょう。