来週の火曜日から2学期の期末考査が始まります。生徒たちは危機感を漂わせる者、余裕の表情でいる者など様々です。ぜひ、全力で臨んでほしいと思います。
さて、本校からは雄大な丹沢山系がいつもきれいに見ることができます。この国定公園の近くにある学校として、自然を学ぶ教材とするために毎年丹沢クライムを実施しています。今年も5月に1・3年生は大山を日帰りで、2年生は二ノ塔三ノ塔を1泊2日で登りました。
山登りは、どの時期でもその季節ごとの風景が広がり様々な発見があります。しかし、気候的には春と秋が暑くもなく寒くもなく、山登りには適しているように思います。9月に入り徐々に山も秋めいてきますので、予定通り9月28・29日の1泊2日で本校の丹沢クライム第二弾を実施します。これは、4・5年生の希望者を対象に秋休みを利用してセミナー形式にて行なわれるものです。今年も約20名が参加申し込みをしているとのことです。コースは1~3年生とは違い、大山よりさらに奥に入り塔ノ岳山頂を目指し、やや本格的なものとなります。この塔ノ岳山頂には尊仏山荘という山小屋があり、ここに泊まらせてもらうことになります。私も何度も行ったことがあるのですが、そこからは富士山や秦野市街がきれいに見えます。また、晴れた夜であれば星もとてもたくさんきれいに見えます。山の上に宿泊するという醍醐味が味わえる場所です。そして、この尊仏山荘ではぜひ味わってほしいことがもうひとつあります。それ
は、バイオトイレです。山の上ですからどのように処理をするべきか、自然を守るためにどうしているのかが分かります。生徒たちには、頑張った後にたくさんの楽しみが待っていることを期待してほしいと思います。
明日、学校は休校なのですが、引率担当の教員は下見のため塔ノ岳を登ります。生徒の安全を確保するためとはいえ、本当に頭が下がる思いです。できれば、先生たちも楽しみながら登ってきてくれることを期待します。
(※写真は、昨年の丹沢クライム第二弾の様子です)