本日は久しぶりに朝から青空が広がり、爽やかな気持ちで一日を始められた方も多かったことでしょう。私もいつものように朝の校内清掃をしていたのですが、空気が昨日までとは違い湿気が感じられず、窓を開けると吹き込んでくる風がとても心地よかったです。「天高く馬肥ゆる秋」ではないですが、今朝の青空には秋がもうそこまで来ているのを感じられました。しかし、そう思っていたのは束の間、午後になると夏に逆戻りのような蒸し暑さとなり、やや不快指数があがったように思います。
さて、本校は1年間を3ヶ月スパンとした4学期制を採用しています(東大や早稲田大が打ち出している4学期制とは違います)。そのため、この9月には2学期が終了することになります。他校は2学期が始まったばかりですので、驚かれる方も少なくありません。生徒たちは、この2学期の終了に向けて学生ならではのハードルをクリアしなければなりません。それは学期末考査です。本校の学期末考査は、主要5教科を考査日程中に実施します。考査期間は、前期課程が3日、後期課程が4日となっています。情報などは授業時間内または、臨時時間割の中で実施することになっています。体育や芸術などは、授業中の
記録や作品などをもって評価します。6年生だけは2学期末の定期考査を実施しません。そのため下級生が定期考査を実施しているあいだ、臨時時間割として授業を実施します。6年生は、2学期と3学期を併せて11月末に本校での学生生活最後の定期考査を実施することになります。
学期末の毎回の光景ですが、考査一週間前の本日より部活動が禁止となるため、昼休みや放課後には校内のいたるところで先生方へ質問をしていたり、生徒同士教え合っていたりする姿が見られます。1年生にとっては入学してから2回目の定期考査となりますが、中学入試の余力で1学期の考査に臨んでいた生徒は、今回が本当の意味での自修館へ入ってからの実力だと思います。毎年、1学期と2学期の成績が大きく違う生徒が出るのも1年生の傾向です。どれだけ知識が定着しているか、結果が出るのを楽しみにしていたいと思います。
どの学年の生徒も、自分をごまかさず、自分のできる精一杯を確認するためにも、手を抜かずに考査へ挑んでほしいと思います。