先週の土曜日(19日)、午前中に第5回学校説明会を実施し、午後にはオーストラリア短期研修の最終確認打ち合わせを行いました。参加生徒・保護者に第一会議室へ集まっていただきました。今回の日程は7月30日(水)~8月13日(水)の14泊15日(機中2泊含む)です。本校では、5年次に海外FW(USAコース・EUコース)を全員が体験するのですが、その前に異文化・言語等に興味関心のある生徒(3・4年生)を対象に希望を募り、オーストラリア短期研修を3年前から実施しています。訪問地はオーストラリアの中心的役割を果たしている都市のひとつであるシドニーです。オーストラリアは南半球に位置
しておりますので今は冬であり、学校も平常授業が行われているため、現地受け入れ校の授業にも参加することができ、よりオーストラリアの生徒の日常を味わうことができます。
今回参加する生徒は、20名募集のところ24名となりました。昨年が14名であったことを考えると、この短期研修が少しずつ定着してきているのが分かります。また、このメンバーの中には昨年も参加した者が数名いて、本当に良い体験をしてきたことを実証してくれています。学年は、3年生9名・4年生15名です。男女比では若干女子が多くなっています。
24名ですと、現地受け入れ校が1校というわけにはいかず、今年度は初めて2校に12名ずつ分散して受け入れをしていただきます。そのため、引率教員も2名(男性・女性)に増やしています。
最終打ち合わせでは、現地での基本的な情報を中心に確認されていきました。ホームステイの心構えやお土産について、現地での服装などの質問もいくつかありましたが、その中に毎年のことですが携帯電話の持参についてもありました。これまでも、オーストラリア研修においては個人の判断に任せているということを告げながらも、保護者の方から連絡をいれることは控えるようにお願いをしました。声を聞いたり、メールを見たりすることで生徒がオーストラリアで頑張っていることが揺らいでしまうかもしれませんので・・。また、持参する場合は事前に必ず契約会社に確認をして、後日とんでもない請求が来ることの無いようにしておくようにとも話しました。
生徒たちは「少しの不安と大きな期待」といった表情で、一つひとつの確認事項に聞き入っていました。保護者のほうはといいますと、初めて長期に亘って子どもと離れることに「不安いっぱい、寂しさ少し」といった感じでしょうか。私からは、いつも「かわいい子には旅をさせろと言います。きっと一回り大きくなったお子さんに会えますから、楽しみにしていてください。」と伝えています。
ちょうど一週間後となりました。生徒たちは荷物の準備をしながら、何をお土産にしようか・どんな話をしようかなど考えていることだと思います。間違っても、お母さんやお父さんが荷物の準備をしているなんてことのないようにしてほしいと思います。
それでは、オーストラリアへ行ってから積極的に過ごせるよう、この最後の一週間で体調万全にしていきましょう。