本日、関東甲信地方の梅雨明けが発表されました。これから本格的な夏が始まります。
昨年を思い出してみますと、梅雨明けはもっと早く、暑い夏が長かったように思います。調べてみますと、昨年は梅雨入りが5月29日頃、梅雨明けが7月6日頃となっていました。これが早いのか遅いのかと比較するためには、よく平年並みと言う言葉を使いますね。気象庁のデータを見てみますと、関東甲信地方の平年並みとは梅雨入りが6月8日頃、梅雨明けが7月21日頃とありました。これにより、昨年は梅雨入りが約10日、梅雨明けが約15日も早かったことが分かりました。平年より早い時期から梅雨が始まり、さらに期間が短く猛暑が追い討ちをかけまし
たので、暑く長い夏という印象が残ったのだと思います。今年は、ここまで降水量に関しては平年以上であり、災害の発生した件数も多かったように思いますが、梅雨入りが6月5日頃、梅雨明けが7月22日頃であり、期間ではまさに平年並みだったと言えます。梅雨が明けたこれからは、どんな夏になるのでしょうか。
本校は、7月31日まで平常授業を行い、8月1日から夏休みに入り、8月21日から授業を再開します。ですから、梅雨明けはしたものの、これから10日間、朝から夕方まで当たり前のように平常授業を行っていきます。様々な進学校が夏期講習として7月下旬、8月下旬に生徒を登校させているわけですが、本校はそれなら授業をしっかりとやろうと創立当時からこのペースを守ってきています。校内を見て回っても、生徒たちはしっかりと授業に集中しています。このペースを初めて経験する1年生も、先輩たちの様子からこれが当たり前なんだと感じているようです。夏休みを初夏休みと秋休みに分散しているため、夏休みは少し短いのですが、規則正しい生活のリズムを崩さずにすむというメリットもあります。
まずは7月いっぱい、しっかりと集中して過ごしていきましょう。