本日は梅雨の中休みといったところでしょうか、一日を通して雨は降りませんでした。おかげで、放課後には11日(水)に実施されるスポーツ大会の準備が一気に進んだようです。実行委員たちの活躍に頭が下がります。あとは、明日の午後(実行委員リハーサル)と当日に雨が降らないことを祈るばかりです。
さて、今日から二日間は答案返却期間となっています。
生徒たちにとっては先週行われた1学期期末考査の点数が分かる日ですが、教員たちにとっては一問一問の正答率などを分析し、生徒はどこで躓いたのかを考え、その傾向を示して改善するように促す日です。先週末の生徒が休校日のあいだ、教員たちは教科会や学年会を重ね、各教科の傾向を共有することに努めました。それは、担当教員が独りよがりにならず、様々な角度から今回の考査を捉え、少しでも生徒一人ひとりの力を付けていくことができるようチームになって進んでいくためです。適切な指摘は、生徒たちに必ず伝わります。
朝から各教室にて答案が返却されました。順番に一人ずつコメントをしながら手渡す教員もいれば、全員で間違い直しをしてから一人ひとりと話している教員もおり、方法は様々です。生徒の反応も、喜ぶ者や黙って席に戻る者、悔しさを顔に出す者など様々でした。終わってしまったテストを無かったことにはできません。終わったことに対してできることは、振り返り、間違いを正すと言うことですね。そして、大切なことは今回と同じ問題が1ヵ月後、1年後、数年後に出されたとき、説明も含めて解答できるということです。自分自身の確かな知識・学力として蓄積しているということです。
終わったあとだからこそ、集中して振り返りを行ってほしいと思います。
明日もう一日ありますので、有意義な時間としていきましょう。