自修館は、こころが育つ進学校。しっかりと、のびのびと「生きる力」を身につけます。

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学校長の部屋

実習生の頑張り

本日は、久しぶりの曇天となっています。今夜から明日にかけて雨が降るという予報が出ていますが、田植えをしたばかりの田圃には必要なお湿りですね。本校の周りの田圃では、雨を感じているのか朝から蛙たちが鳴き声をあげています。このような自然を感じられる環境が本校の周りにはあります。

DSC02214.JPGさて、今週は教育実習生の最後の週となりました。彼らはどう感じているか分かりませんが、3週間という期間は、あっという間に経ってしまいます。実習生の彼らは毎日遅くまで学校へ残り、教材研究をしたり、指導案を書いたり、「あれもしたい。これもしたい。」と、充実した日々を送っているように感じます。その姿を見ていて、大げさかもしてませんが、明日の日本を背負う若者たちを育てる教育の現場に従事していることを改めて誇りに感じます。最後まで、全力で頑張ってほしいと思います。

 


DSC02223.JPG今日は、その教育実習生の中の二人の授業を見学しました。公開研究授業ではなく、普段の授業に突然行ったものですから、彼らは多少緊張したようでしたが、それでも平静を装って頑張っていました。
学年は1年生と5年生という違いはありましたが、ふたりとも声がはっきりとしていて聞き取りやすく、言葉も丁寧で生徒たちにもしっかりと受け入れられているようでした。教え方も悪くなく、あとは生徒の理解度をどれだけ把握できているかだけのように感じました。そのあたりは、指導担当教諭が後ろから生徒の様子を確認していましたので、しっかりとアドバイスをしてくれることでしょう。

DSC01282.JPG授業が終了し校長室へ戻ると、話を聞かせてほしいとそれぞれが訪ねてきてくれました。私からは、視野を広くすること、ポイントとなるところを強調すること、生徒の理解度を期間巡視するときに把握できることなどをアドバイスしたのですが、彼らはしっかりとメモをとり、つぎに活かそうという気持ちを感じました。そのあとで彼らと少し話をしたのですが、2週間が過ぎてさらに教員への熱い気持ちが強くなったと感じさせられるほどでした。

明日以降、残り5名の実習生の授業もしっかりと見ていきたいと思います。