朝から雨の降る肌寒い一日となりました。この冷え込みで、せっかく蕾の膨らんできたバラも開花を少し遅らせることでしょう。
毎年、ゴールデンウィークの頃にはモッコウバラが見頃を迎え、オールドローズやモダンローズ、クライミングローズにシュラブローズなども蕾を膨らませ咲き始めます。私は自宅の庭で7種類のバラを育てています。この季節は朝起きると必ず庭へ出てつぼみの膨らむ様子を眺めて楽しんでいます。香りのするバラ、花の色が少しずつ変わるバラなど、それぞれ特徴を持っており開花が待たれます。手入れの面倒なところはありますが、いつの間にか私だけでなくご近所の皆様の楽しみになっているところもあり、止められなくなってしまいました。先日も私が庭で作業をしていると「今年も、もうすぐだね。いつもみごとに咲くから楽しみにしているよ。」と声をかけられます。自分の趣味で周りの人に喜んでいただけるなら嬉しいですね。
さて、私の庭の話を少しいたしましたが、学校から車で20分ほどのところに私の庭と比べ物にならない900種1100本のバラを育てている場所があります。「花菜ガーデン」という愛称で呼ばれていますが、正式名称を「神奈川県立花と緑のふれあいセンター」と言います。約9.2ヘクタール(横浜スタジアムの約3.5倍)の広々とした園内には、ハナモモやサクラ、バラ、クレマチスなど約3,280品種の花々が植栽されており、ゆっくりと散歩しながら花々を眺め、気持ちのリフレッシュをするにはもってこいの所です。私もときどき、癒しを求めてひとりで訪れます。5月10日(土)からは、ローズフェスティバルが開催され、毎年この時期には観光バスで大勢の人が県内・県外各地から来られます。私も毎年出かけますが、それは見事としか表現できません。こんな素晴らしい場所が学校から車で20分ほどですので、いつかはセミナーとして生徒を連れて行くことができればと思いながら今年も季節となってしまいました。
ゴールデンウィークにまだ行くところを決めていない方、ゆったりのんびりしたい方は、もしよろしければ行ってみてはいかがでしょうか。バラの開花のピークはまだ先ですが、かなり咲き始めていると思います。
また、本校の周りには、歩いて15分ほどのところに神奈川の花の名所100選に入る「あやめの里」もあり、6月には12000株のハナショウブが花をつけることでしょう。
周りを自然に囲まれた、環境の良さが売り(?)の自修館です。