本日は飛び石連休の中日ですが、生徒たちは元気に登校しています。今年のゴールデンウィークは、曜日周りの関係でやや分散しておりますから、大型連休という意識はあまりないかもしれません。本校は開校した当時、曜日周りなどを考慮して連休の中日を休校にするなどしていたのですが、生徒たちには世の中の当たり前を教えるべきだという意見と授業時間をしっかりと確保するべきという意見にまとまり、今は曜日通りに授業を行っています。ですから、生徒たちは学校があるのが当たり前と思い、しっかりと授業に臨んでくれています。
さて、先週オリエンテーションを終えた1年生たちへ、上級生たちからの勧誘が始まっています。それは、連休明けに本入部となる部活動決めです。各部がそれぞれポスターを制作して生徒会へ提出し、そのポスターが風除室に掲示されています。どのポスターにも先輩たちの思いを感じることができ、力作が揃っています。本校は一学年120名規模の学校ですから、部活数も運動部9、文化部9と決して多いわけではありませんが、1年生での加入率は9割を超えますのでそれぞれの部に活気があります。中でも一大勢力は器楽部です。総勢60名を超える部員がおり、新入生歓迎会のときにはステージに上がりきれないのではないかと思うくらいでした。その反対に少数精鋭(?)の
ところもありますが、それぞれが年間計画をしっかりと立て活動しています。
私は、前期課程のあいだは部活動など自分の打ち込みたいものを見つけ一生懸命努力を重ねてほしい思っています。良きライバルができるなど人間関係を構築することもさることながら、これまで見てきて、部活動と学習面を両立させようと頑張った生徒は、やはり最後に集中力を持ち、自分の目標に向かって突き抜けていると思います。また、先輩たちとの縦の関係もできあがり、卒業してからもみんなでよく集まっているとも聞きます。そういう意味でも生涯の仲間ができることでしょう。
残り約1週間の勧誘期間ですが、それぞれの部活のやる気を1年生たちに伝えることを期待します。