自修館は、こころが育つ進学校。しっかりと、のびのびと「生きる力」を身につけます。

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学校長の部屋

最初が肝心

本日より平成26年度1学期の授業が開始されました。

DSC01446.JPGとは言っても、1年生たちは別時間割となり、朝から学年集会・LHR(ロングホームルーム)・プレオリエンテーション(4月22日から2泊3日で行うオリエンテーションの事前打ち合わせ)などを行っていました。このLHR内では校内見学が行われ、施設使用のルールやマナー、職員室への入り方などが担任より丁寧に教えられていました。1年生は全てが初めての真っ白なキャンバスですから、本校ではこの時間をとても大切に捉えています。そんな最中、私が職員室から校長室へ戻ってくると、そこに1クラスの生徒たちが集まっており、担任が「校長室は、ドアが開いていれば校長先生がいるということですからね。」と校長室の説DSC01459.JPG明をしてくれていました。そこで私が「開いていれば、いつでも入ってきてくれていいですよ。でも、挨拶はしっかりしてくださいね。」と言うと、「それでは、今、入ってみてもいいですか。」という声がかかり、4クラス中このクラスだけが全員校長室に入るという経験をすることになりました。これまでもそうですが、オープンな校長室を目指していますので、先輩たちもときどき校長室を訪れ、一人ひとりの顔ポスターを眺めたり、私と話していったりしています。1年生の彼らにも、ぜひ、また来てほしいですね。

さて、授業が開始されたことに話を戻しますと、2~6年生は年DSC02486.JPG度の最初ですから、どの教科でもその教科を学ぶ意義やこれから授業をどのように進めていくかなどノートのとり方も含めてガイダンスを行っています。学年があがり、教科担当が変わっている場合がほとんどですから、まずはお互いの理解が大切です。私は、生徒が伸びていくには生徒と教師がお互いに信頼し合うことが不可欠だと思っています。そのためにも、我々はこれから先を示し、生徒たちが1年間をイメージしやすくすることは必要です。

また、今朝の職員打ち合わせにて、私は先生方に「3・7・30を意識していきましょう。」と語りました。これは毎年話していることですが、3日で方針をしっかりと打ち出し、7日で環境を徹底して作り、30日間言い続ける・やり続けることで一年間の流れができるというものです。授業を見学して回っていくと、どの授業でもこの「3」にあたる部分を徹底してくれていたように思います。

今日は、これから1年後に生徒たちが『この授業を受けて良かった、この先生に教わって良かった。』と思えるよう、我々教職員にとって『頑張っていこう。』という所信表明をした日(授業)でもありました。