心配されていた今週の雪予報もなくなり、ホッと胸を撫で下ろしている方も多いのではないでしょうか。しかし、自宅付近の雪がまだまだ残り、平常に戻れない方もいることでしょう。一日も早く普段の生活に戻れることを望みます。
さて、先日の日曜日のことです。週末に降った大雪のため、自宅の周りの雪かきを家族総出で行っていました。天気も良く、時間が経つにつれて近隣の皆さんの数も増え、みんな一生懸命に雪かきを行なっていました。普段、早朝に出勤し、夜遅く帰宅する生活をしている私や近所のご主人たちは、なかなか顔を会わせる機会もないのですが、日曜日ということ、力仕事ということもあり、久しぶりに話しをすることができました。
その中で驚いたことがありました。それは、2月9日(日)に伊勢原市市民文化会館にて本校の器楽部が定期演奏会を開催したのですが、そこにご近所さんが足を運んでくれていたのです。その方の話では、「駅の近くのお店に自修館の器楽部演奏会ポスターが貼られていて、ちょっと時間もあったから行ってみたんだ。なかなか良かったよ。」とのことでした。器楽部の顧問からは、「雪の影響もあり、来場者は保護者や卒業生がほとんどでした。」と聞いていたので、学校関係者でなく、こんなに近くに行ってくれた方がいると知って嬉しかったです。
器楽部が作成したこのポスターがどうして伊勢原駅近くのお店に貼ってあったかということですが、実は伊勢原市青年会議所の方々のご協力があってのことでした。伊勢原市青年会議所の皆さんとは、11月に本校で実施した「カタリバ」の実施にあたり親交を深めてきており、「何かあったときにはお互い協力しましょう。」と常々話をしておりました。器楽部のポスター作成が遅れてしまい困っているという顧問の話を聞いた時、すぐに協力依頼をさせてもらいました。「青年会議所のメンバーだけでなく、商店街の方にも声をかけるので、ポスターを50枚くらい持ってきてください。」と快く引き受けてくださいました。
そして、そのポスターを見て聴きに行ってくださった方がいると知り、感謝の気持ちがこみ上げてきました。青年会議所の方々の計らいがあったことを生徒たちにしっかりと伝えたいと思います。また、一度生徒を連れて御礼に伺うよう顧問には話しているところです。
演奏会のことなどを話しながら、楽しく雪かきをすることができ、とても満足することができた日曜日でした。