二週連続の大雪に見舞われ、雪に弱い首都圏は大混乱となりました。
本校においても、金曜日は3校時で打ち切り下校とし、生徒がほぼ帰宅した時刻の14:00には教員も退勤としました。私は最後に学校を閉めるため16:00まで残っていたのですが、わずかその2時間で見る見るうちに道路には雪が積もってしまいました。ノーマルタイヤの私の車では走行に危険が伴うと判断し、その日は車をおいて帰りました。
翌日(土)は入学予定者の第1回プレスクールが予定されていましたが、雪の影響もあり、金曜日にはHPの緊急情報にて土曜日の朝6:00に実施するか否かの発信をすると掲載しました。土曜日の朝4:30の時点では雪が雨に変わっていたのですが、積もった雪を溶かすほどの効果は無く、入学予定者だけで初めて登校するには安全の確保ができないと判断し、6:00の時点で第1回プレスクールは中止するとHPで案内を出しました。(実際は22日へ延期)
私は6:00前に学校へ行こうと駅まで歩いたのですが、小田急線が強風のため動いておらず、駅でやむなく待ちぼうけとなってしまいました。それでも、5:45に動き始めた電車で愛甲石田駅まできたのですが、登校路は雪一色であり、長靴を履いていた私でも非常に歩き辛い状態でした。警報は出ていなかったのですが、在校生には6:00の時点で自宅待機という緊急連絡(FairCast)を回してもらっていました。そして、私が自分の足で登校路を確認してから最終判断をしようと思っていました。その結果、6:30に学校についてすぐに生徒の登校時の安全が確保できないこと、スクールバスの運行にも支障が出ることなどを考え、休校という判断をし、再度緊急連絡とJOINにて各家庭に連絡を入れました。
職員室から見える小田原厚木道路は通行止めになっているらしく、1台も車は走っていませんでした。ずっと真っ白な雪の道が続いていて、見ようによってはとてもきれいでした。しかし、夕方家へ戻ってから見たニュースで東名高速や碓氷峠の状況を知ると、のんきにきれいな道などと考えていた自分を反省していました。20時間以上も立ち往生していたり、自衛隊が救援活動に出動していたりと本当にたいへんな事態だったようです。ライフラインが途絶えることの不安をきっと感じていたことでしょう。テレビを見ている私には、皆さんの無事を案ずるしかできませんでした。
今週の水曜・木曜あたりにまた雪マークがついています。これ以上被害が広がらないことを祈るばかりです。