昨日は、伊勢原でも夕方から小雪がチラつく天気となりました。そして、今朝にかけて気温が一気に下がったように感じます。路面の凍結はなかったものの、気温は氷点下となっており、登校して来る生徒たちも口々に「寒い」と呟いていました。
これは、この冬一番のシベリアからの寒気団が日本列島上空に入って来たためで、13日(月)の成人の日頃まで居座るとの天気予報があります。日本海側や北日本ではまとまった雪になるようですから心配です。都心でも寒い日が続くようですから体調管理には十分気をつけたいものです。
窓から見える大山・丹沢山系は薄ら雪化粧をしておりました。生徒たちも休み時間を利用してきっと眺めていたことでしょう。自然の移り変わりを感じることのできるこの環境を、改めて恵まれていると実感しています。
さて、昨日6年生たちが指定登校期間に入ったと記載しましたが、校内を見回っていますと多くの6年生たちの姿に出会います。基本的な生活パターンを変えないためにも登校して勉強しているのです。そんな姿を目にしながら6年生の教室横の掲示板に目を移すと、そこには多くの応援メッセージが掲載されておりました。これは、暮れに6年生が三者面談を行った際、保護者の皆様が書いてくれたものです。一言一言に想いが込められており、読みながら胸が熱くなってくるのを感じていました。そして、『この子たち(6年生)は本当に愛されているな。恵まれているな。』と、つくづく思いました。中にはお父さん、お母さんに交
じって「祖母より」や「妹より」などと書かれたメッセージカードもありました。そして、それらのメッセージカードの上には「最後まで一緒懸命。10期生への応援メッセージ」と力強く墨で書かれた表題がありました。「最後まで一緒懸命」は、「あなたは、ひとりではない。みんながついている。みんなとともに挑戦していこう」というメッセージが込められています。そして、その横には1~5年生たちが作った千羽鶴が飾られ、後輩たちみんなが応援していることを伝えています。
センター試験まで一週間、今必死に机に向かっている6年生たちは、きっとこのメッセージをしっかりと胸に秘め、最後まで戦い抜いてくれることでしょう。
私たちも、最後まで応援しています。