昨日、4学期の始業式が行われ6年生たちが登校しました。登校するのは当たり前のようですが、6年生たちは指定登校の期間に入りましたので、これからは毎日全員が揃うというわけではありません。来週末のセンター試験前までは講座が開講され、受講する生徒のみの登校となります。次に6年生全員が揃うのはセンター試験明けの月曜日(自己採点日)となります。いよいよ本番が近づいてきました。6年生たちには、体調管理に十分気をつけて全力で試験に向かって行ってほしいと思います。
さて、本校の6年生もいよいよですが、迎える側に立場を変えると中学入試もいよいよ始まっていきます。埼玉・千葉・静岡などでは1月入試が行われますので、合否情報などが出始めると気持ちが急いてしまうことでしょう。でも、神奈川・東京の一般入試は2月1日からですから、周りに左右されず自分のペースを保ってほしいと思います。
本校においては、本日帰国生入試を行いました。結果は必ず出るもの、出さねばならないものですが、受験を通してお互いが良い受験だったと納得できるよう、真摯に向き合いたいと常に考えています。
明日からは、いよいよ一般入試の出願期間に入ります。出願期間は2期に分かれており、10日~18日と25日~試験当日までとなっています。10日~18日は郵送出願と窓口出願が可能ですが、25日~試験当日は窓口出願のみとなります。
毎年、出願初日には朝早くから窓口に来られる方がいらっしゃいますが、数年前にこんなことがありました。それは、朝早く初老のご婦人が窓口に来られたのですが、受付時刻までまだ時間があったため待合室にてお待ちいただいたのです。そのとき少しお話をさせていただいたところ、お孫さんのために受験番号1番をもらってあげたいということでした。そして、自分にはそれくらいしか役に立ってあげられないからとおっしゃられたのです。中学入試は親子の受験とよく言われますが、私はそのとき家族の受験なんだと感じたことを今でも覚えています。
受験生の後ろにはたくさんの家族がいることを私たちは忘れず、その思いにお応えできるよう細心の注意を払い、受付から試験当日、合格発表へと進め、お互いが納得して受験を終えることができるよう努めてまいります。
中入試を受験する全てのお子さんが体調を万全に整え、ベストの状態で受験ができることを願っています。