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学校長の部屋

小学校で海外FWを報告

DSC03328.JPG本日は探究文化発表会の開会式が行われました。開会式では、昨日実施したステージプレゼンテーションの中から、25日(土)のエキシビション参加者の発表がありました。その参加者のテーマは、1年生自然班「伊勢原市の環境への取り組み」、上級生の「探せ!下克上」「お菓子の存在意義」「防災改良計画~新・防災訓練の提案~」「いじめをなくすために、僕たちにできること」「Help Me!~動物たちの叫び~」の計6組です。この6組は、25日11:38(多少時間の前後あり)より体育館にて一般公開プレゼンテーション(エキシビション)を行います。ぜひ、この時間に体育館1階へお越しいただき、彼DSC03330.JPGらの発表をご覧いただきたく存じます。

さて、開会式のあとは探究文化発表会一般公開日へ向けての準備が開始されました。前期課程生はそれぞれのゼミ内にて発表準備を、後期課程生たちは館内の装飾やステージ・休憩室などの会場準備を行っています。そんな慌しく動き回る中、お昼から5年生の3名(生徒会会長・海外FW各コース団長)を連れて伊勢原市立大山小学校へ向かいました。

大山小学校は、伊勢原市内のモデル校として英語教育を低学年から取り入れている学校です。本校は海外FW(フィールドワーク)において、市長から伊勢原・大山PRのための委嘱状を今年いただDSC03325.JPGいたのですが、その際、伊勢原市教育委員会にご尽力いただきました。そのため海外FW終了後に生徒を連れて報告・御礼に行くと、教育長から「ぜひ、その活動を大山小学校の子どもたちに話してもらえないか。」と依頼され、公立と私立という違いはありますが小中連携という意味で今日の企画となったわけです。

本校の生徒たちは、生徒会長が自修館の紹介、各コース団長がそれぞれの内容を話すよう事前に打ち合わせしてパワーポイントを用意し、小学生に話すことを楽しみにしていました。彼らはこれまでも探究にて何度もパワーポイントを作っていますのIMG_0097.JPGで、この程度のことは朝飯前といったところです。実際に話し始めてみても、子どもたちに質問したりところどころ笑いをとったりと、とても良いお兄さん・お姉さんぶりを発揮してくれました。内容もアメリカコース・ヨーロッパコースの位置関係や移動の方法(アムトラック・ユーロスター)、訪問した有名大学(ハーバード大・オックスフォード大)、名所(メトロポリタン美術館・大英博物館、ルーブル美術館)など比較できるものが多く、子どもたちにも分かりやすかったと思います。そして、ホームステイにおいては、英語が話せることでどれだけコミュニケーションがとれるかを楽しそうに話し、「絶対ホームステイをすることを勧めIMG_0117.JPGます。」と小学生たちの気持ちをくすぐるようなコメントまで入れてくれました。また、実際に使用した外貨(ドル:ポンド:ユーロ)を持参し、子どもたちが見て違いが分かるようにも気遣っていました。小学生たちは海外へ行ってみたいという気持ちを強め、英語を学ぶことを楽しみしたことでしょう。

終了後、教育委員会の方や大山小学校の先生方に「小学生の気持ちをしっかりと掴んでいて素晴らしいプレゼンでした。こういう経験をたくさんしているのですね。」とか、「将来は何になるの。教員に向いているんじゃないか。」などお褒めの言葉をいただき、彼らもまんざらでもないという様子でした。

IMG_0092.JPGこれがご縁となり、いつかは大山小学校の子どもたちのコメントなどもホームステイ先に届けられると伊勢原・大山PRプロジェクトの輪がさらに広がると思います。みんなで地元を活気づけていきたいですね。

余談ですが、大山小学校に本校の卒業生のお兄さんが教員としていらっしゃることが今日判明しました。これも何かの縁かもしれませんね。