朝の冷え込みが一層増してきておりますが、体調を崩したりしておりませんか。私は2週間ほど続いた風邪がやっと抜けたようです。
話は変わりますが、今週月曜日から6年生たちは卒業試験を行なっています。しかし、試験中とはいえ、彼らは受験へのリズムを壊さないようにしています。私が校内を回っていると、ほぼ毎朝同じところで同じ生徒に出会います。ぜひ、集中して乗り越えてほしいものです。
さて、少し定期考査のことについて触れておきたいと思います。本校は4学期制のため、学期末の定期考査が年間4回実施されるのですが、6年生だけは違います。6年生は4学期(1~3月)に指定登校となり選択講習となるため、実質3学期までが普通授業となります。でも、3学期末の12月に定期考査を行なうとするとセンター試験まで40日を切るため生徒たちが不安になるかもしれません。そのため、この時期に考査日程を定めているのです。また、この時期だと3学期の範囲が短すぎるため、2学期と3学期を合わせて試験範囲としています。ですから、6年生は2学期末に定期考査を実施していません。普通授業といっても各教科の範囲は終わり、演習中心に行なわれているものが多くなっていますので、センター試験まで60日となった今、彼らは受験勉強の計画の中に定期考査が入っているような感覚で慌てず考査に向き合っていることでしょう。
思い起こせば1年生の1学期末の定期考査から始まり、22回目の定期考査となります。そして、「期末考査なんて嫌だ。」と言っていたのに、明日は本校での本当に最後の定期考査日となります。受験への不安などからこの6年間を振り返っている暇はないのかもしれませんが、一つひとつが最後になっていく今を大事にしてほしいと願います。
ぜひ、明日は最後の定期考査を味わって受験してください。