本日より一学期期末考査一週間前となったため、部活動禁止期間へ入りました。いつもであれば放課後に聞こえてくる元気のいい掛け声や楽器の音色もなく、その変わりに校内のいたる所で先生方に教わる生徒の姿が見られました。新しい学年になって初めての考査ですから、多くの生徒の意識が高まっているのを感じます。
さて、体育は期末考査がない代わりにそれぞれの種目の実技評価が行われます。今日は、6年生女子のダンス発表会が授業の中で実施されました。6年生たちはすでに部活動も引退し、受験勉強の真っ只中のため、普段はあまり身体を動かす機会がありません。ほとんどの生徒は、この体育の時間が唯一、運動をするときだと思います。そのため、毎年6年生になると体育を心待ちにしているという声が聞かれます。
本日は、ダンス発表会のため6年生全クラスの5・6校時を連続体育とし、5校時に練習、6校時に発表となりました。私は、6校時の発表から見学に行ったのですが、それぞれのグループが衣装を揃えたり、帽子などの小道具を用意したりとこの日のために準備を重ねてきたことが窺われます。グループによっては、かわいさを強調したり、ハンドスプリングや側転など体育会系の激しさを前面に出したりと、それぞれに特徴があり、とても楽しい時間を過ごすことができました。
見ていて感じたことは、どの生徒も受験勉強のストレスを晴らすように一生懸命に踊っていたことと、こうして一つひとつの行事が終わっていくことを惜しみながら、しっかりと思い出に残したいという全員の気持ちです。最後に全員で記念写真に納まるときの生徒たちは一体感があり、その笑顔はとても素敵でした。
この一体感で受験勉強も乗り越えていってほしいと願います。