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学校長の部屋

6年生との時間もあと僅か

DSC02417.JPG本日、久しぶりに6年生たちが登校してきました。ほとんどの生徒が受験を通して一回り大きくなったように感じます。彼ら同士も久しぶりに会うわけですから、お互いがとても懐かしがっていました。

6年生は、今日・明日の登校を終えると、いよいよ3月3日の卒業式のみとなります。当たり前のように朝家を出て登校し、勉強して部活動をして家に帰る毎日が、今日を含めてあと5日で懐かしい想い出へと変わります。この6年間を彼らはどのように振り返っているのでしょうか。大学入試が終わった(まだ続いている生徒もいますが)ばかりで、自分が卒業するという実感がまだないDSC02425.JPGのも無理はありません。

しかし、この2日間の登校日で、ぐっと卒業への雰囲気ができあがるのは毎年のことです。そのひとつとして、本日はクラスで卒業アルバムが配布されました。自分たちの6年間の想い出が凝縮されたものですから、懐かしくないはずがありません。1年生の頃の幼い表情の写真と今の自分が並んでいるページでは、自分の成長を実感することができたことでしょう。

 

そして、放課後には生徒会主催の「6年生を送る会」が開催され、6年生たちを囲んで在校生(希望者)たちがこれまでの御礼DSC02433.JPGを言ったり、一緒に過ごした時間を懐かしんだりしていました。部活単位で参加しているところもあり、会場で色紙やプレゼントを贈ったりするセレモニーも行なわれていました。私も何人かと話をしました。元生徒会会長の生徒と話した時には、ランチミーティングなどの話し合いを何度も行ったことを思いだし、とても懐かしく感じました。彼は、「受験は大変だったけれど、生徒会をまとめていくことに比べればそれほどでもありませんでした。生徒会の活動のほうが人間的に大きくさせてもらえたと思っています。大学へ行っても、自修館のために何かお役にたてることがあればと思っていますので、いつでも声をかけてください。」とDSC02429.JPG言ってくれました。先日、現会長と話した時に「この1年、自分が会長の仕事をさせていただいて、改めて先輩(元会長)たちの凄さが分かりました。」と言っていましたが、その意味が分かるような気がしました。しっかりと伝統を築いてくれているのを感じ、嬉しく思います。

 

最後は名残惜しそうに、会場のいたる所で卒業アルバムへのメッセージ交換が行われており、さらに卒業ムードを高めていたようです。10期生達には、3月3日に晴れ晴れとした表情で巣立っていくことを望みます。