本日は久しぶりに肌寒い一日となりました。朝から冷たい雨が降り、もう必要がないと思っていた手袋を引き出してきたほどです。「雨降って地固まる」と言うように、考えようによっては平成25年度を締めくくる日として良き日になったといえるでしょう。(少し強引かもしれませんが...)
まとめの日は、3年生の「前期課程修了式」から始まりました。本校は中等教育学校ですので、卒業式は6年生の一度だけとなります。他校のように中学校卒業式というものはありません。しかし、前期課程・義務教育課程を修了するにあたり、節目となる日は必要と考え「前期課程修了式」を実施しています。あくまでも6年間の通過点という位置づけですので、参列は1・2年生のみとなり、保護者の皆さんの参列もございません。この3年生たちが入学した年、あの未曾有の大災害である東日本大震災が発生し、入学前のプレスクール(入学予定者登校日・今年は明日の21日
に実施)が計画停電の影響などで節電の暗い中で行なわれたのを思い出します。また、栃木県の茂木町で実施していた「オリエンテーション」も、余震と福島の原発問題の影響から伊豆での実施に余儀なく変更したこともありました。
この学年は、入学者数が本校最高人数となった代であり、唯一5クラス編成にしていました。1・2年生で生活の基礎基本ができているため、3年次から他学年と同様に4クラス編成にしています。今では5クラスだったときが懐かしく思い出されます。今日は、彼らもこの3年間を振り返り、自分たちの成長を感じていたことでしょう。今日を境に、明日からは全てが自己責任という気持ちを持ち、自分の目標に向かって進んでほしいと願います。また、普段なかなか口に出して言えないと思いますが、義務教育が終わる節目ですので、家に帰ったら家族へ感謝の気持ちを伝えてほしいと思います。
修了式のあとは、全校による終業式を実施しました。
こうして平成25年度を無事に終えることができたのも、多くの皆様のご支援のおかげです。本当にありがとうございました。平成26年度も、どうぞよろしくお願い致します。
本ブログは本日をもって春休みに入らせていただきます。今年度も私の戯言にお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。
次回の掲載は、4月5日(土)の入学式からといたしますので、26年度もどうぞよろしくお願い致します。