本日も寒い朝となり、通勤時の学校周辺の気温は-2℃を記録していました。しかし、昨日との違いは風がなかったことです。そのぶん体感温度は昨日のほうが寒く感じられました。生徒たちは2月に行われる恒例のマラソン大会へ向け、この寒さの中、体育の授業で半袖・短パンで走っています。ぜひ、自分の記録に挑戦してほしいと思います。
さて、本日は放課後に土曜セミナー「ガラスフュージング入門」が開催されました。内容は、ガラスのパーツを組み合わせてデザインし、電気炉で焼成してアクセサリーを作るというものです。ペンダントやイヤリング、指輪などオリジナルの様々なものを作ることができる楽しみがあります。講師は本校の保護者の方にお願いしています。在校生の保護者であり、卒業生の保護者でもあり、これまでも何度もこのセミナーを引き受けていただいています。会場には講師の先生が作られたアクセサリーがたくさん展示されていましたので、参加者はイメージを作りやすかったのではないでしょうか。驚いたのは、お雛様やティーカップなども作ら
れていることでした。これだけのものができれば、楽しくてやめられなくなってしまうことでしょう。
本日は、卒業生でもある娘さんが助手として手伝いに来てくれました。参加者は保護者の方が多かったのですが、その中に交じって生徒たちも何名か作品を作っておりました。また、お父様も数名参加されており、「こういった機会でもないと、なかなかできないですね。やり始めると集中してしまいます。」とおっしゃられていました。小さなガラスのパーツをつまみながら土台の上に並べているのですが、その姿は童心に帰ってプラモデルを作っているようにも見えました。
自分なりにデザインした作品を炉に入れて20分ほど焼き、冷ますとできあがりです。初めて取り組んだお父様の作品ができてきたのですが、ご自身がイメージしたようにガラスが溶けていなかったようで、「本当に難しいですね。」と笑っておられました。横にはお母様もいらっしゃったので、あとでプレゼントするつもりだったのかもしれませんね。
おしゃべりをしながら作品ができあがるのを待っていると30分くらいはあっという間に過ぎてしまうようで、皆さん待ちくたびれたという様子もなく、ご自身の作品のできあがりを楽しみにされていました。世界でひとつだけのアクセサリーができあがり、きっと満足されたことでしょう。
本校には保護者の方にも有意義な時間を過ごしていただくためのセミナーが、まだまだたくさんあります。1月25日(土)には、「JEQ子育てセミナー」も開催されますので、お時間の許す保護者の皆さんにはぜひとも参加していただければと思います。