本日は水曜日ですので、本校独自の授業「探究」が行なわれる日です。皆さんもご存知のように、本校の探究は一人ひとりが設定したテーマを限りなく掘り下げ、興味・疑問・仮定・検証(調査・研究など)・結論へとまとめていくものです。普段の探究の授業は、個々に文献やインターネットで調べたり、探究ゼミ内にてディスカッションしたり、発表したりしています。
2学期最後の探究の授業となる本日は、多くのゼミでゼミ内発表が行なわれていました。先日、ゼミの先輩である4年生が修論のまとめをそれぞれのゼミにて発表していましたので、2・3年生は発表の仕方を学ぶことができたことでしょう。今、なぜゼミ内発表をしているのかということですが、来週から2学期期末考査が始まり、9月20日には2学期が終了し、10日間の秋休みに突入します。秋休みが終わるとすでに10月となっており、10月25日(土)の「探究文化発表会」がもう目の前に迫ってくるわけです。ですから、この時期に一度個々に自分のまとめがどの程度できているのかを実感する意味でもゼミの仲
間の前で発表するのです。また、このプレゼンテーションで優秀であった者は、ゼミ代表として「探究文化発表会」でのステージプレゼンテーションの学内予選へと進むことになります。27あるゼミから一人ずつ代表として参加し競い合い、最終的には学内最優秀賞が選ばれます。代表に選ばれるのは27名ですが、2・3年生は全員が必ずこのゼミ内発表を行い、自分自身のテーマについて理解を深めるとともに、自分から行なうという自主性が養われることになります。
本日は、多くのゼミにてこのゼミ内発表が行なわれていましたが、前に立って発表する姿にはどの生徒も緊張感があり、一生懸命さが伝わってくるようでした。パワーポイントを駆使したみごとな発表もあり、この探究がどこまで続くのか楽しみになる生徒も何名もおりました。これから1ヶ月半後が待ち遠しいかぎりです。