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学校長の部屋

本日、第14回合唱コンクール開催

DSC03190.JPG本日、第14回合唱コンクールを実施いたしました。これは3大生徒主導行事のひとつです。1~5年生がクラスごとに課題曲と自由曲の2曲を合唱し、総合的に審査されます。審査基準は、①声量②音程③バランス④表現力・強弱⑤言葉の聞き取りやすさ⑥姿勢・ステージマナーの6項目をそれぞれ5点満点とし、合計点で争われます。審査員は、元昭和音楽大学教授の内田先生ご夫妻・音楽教諭・卒業生2名・私の6名です。表彰は、全てのクラスの中からこの合計点の高い順に、「金賞・銀賞・銅賞」が贈られます。また、そのほかに「前期特別賞・後期特別賞」、「学年最優秀賞」、「前期指揮者賞・後期指揮者賞」、DSC03189.JPG「前期伴奏者賞・後期伴奏者賞」も贈られます。

各クラスは今日のために、早いところで5月の連休前から練習を始めてきました。前期課程のクラスは音楽の授業で全員が一斉に練習できるのですが、後期課程になると音楽と美術の選択となるため授業で練習できるのはクラスのほぼ半数となり、一斉練習は自分たちで時間を作るほかありません。それでも後期課程生、特に5年生は、最後の合唱コンクールに下級生に負けられないと時間をかけて、工夫してここまできています。4年生たちは、そんな5年生の牙城の一郭でも崩すことを目標に虎視眈々と準備してきていました。まさに、生徒主導の闘いでDSC03187.JPGす。また、今年度、前期課程生は富澤裕先生(COSMOS・With You Smile等多数編曲)に合唱指導をしていただいていますので、後期課程生だけの闘いとなるとは限りません。

本番が始まると、一生懸命に歌う全てのクラスのハーモニーに感動の連続でした。何度も鳥肌が立ち、私としては全てのクラスに「頑張ったで賞」をあげたい思いでいっぱいでした。また、クラスコメントを話す生徒にもクラスの特徴が出ており、ついつい聞き入ってしまいます。それでも、微妙に優劣がつくのは、歌詞の意味をしっかりと理解し、歌に気持ちを込める量、それをクラス全員が意識しているかどうかだったように思DSC03203.JPGいます。ほんの僅かな差でしかなかったように思いますが・・・。

合唱コンクールの会場は、歌う側と聞く側がそれぞれとても素晴らしく、素敵な空間と時間があり、大成功だったと感じられました。最終的には勝負はつくのですが、私はここまで頑張ってきた過程を大切にすること、自分たちが精一杯歌ったという満足感・納得感をしっかりと感じ、それぞれのクラスでお互いに称え合えることがあれば良いのだと思っています。生徒諸君、本当にお疲れ様でした。

以下、結果発表(金銀銅賞のみ)

DSC03193.JPG「金賞 - 5年D組 自由曲 一詩人の最後の歌」

「銀賞 - 4年B組 自由曲 エトピリカ」

「銅賞 - 5年C組 自由曲 方舟」

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