本日は、午後の5・6時間目を使って前期課程生(1~3年)の Recitation Contest を実施いたしました。
Recitation Contest とは、英文の暗誦であり、1~3年生の各学年で指定された英文をPronunciation(発音)、Attitude(姿勢・目線・声の大きさ)、Fluency&Expression(イントネーション・流暢さ・声での表現)の項目で評価するものです。今日は、クラス代表2名×4クラス×3学年の計24名が前期課程生全員の前で発表をしました。
そもそも、クラス代表はどのようにして決定するかということですが、英語の授業の中でクラスごとに全員が発表する時間をとり、担当教員が選びます。そして、暗誦する英文ですが、1年生は It's a small world 、2年生は Circle of Life、3年生は I have a dream です。どれも聞き覚えのあるテーマですね。1年生はディズニーランドで一度は入ったことのあるIt's a small worldで流れている曲です。2年生は、これもディズニーのライオンキングの曲です。そして、3年生はキング牧師の有名な演説です。司会進行は、ネイティブ教員と帰国子女の男子女子生徒で行われました。
発表は1年生から3年生の順に行われたのですが、さすがに学年が上がるにつれて発音だけでなく、声での表現が素晴らしく、3年生の I have a dream では、発表前にキング牧師の演説のビデオが流れたのですが、発表している彼らからもキング牧師の思いが伝わってくるようでした。どの生徒にも賞をあげたいと思うほどでしたが、順位をつけなければならず辛いところです。(ちなみに、キング牧師の演説したワシントンDCのリンカーン記念堂前ですが、昨日、本校の5年生海外FW USAコースの生徒たちが訪れていました。)
審査の集計をしている間、2年生の男子生徒が Circle of Life をアカペラで歌うというサプライズがあり、会場は大いに盛り上がりました。また、ESS部の生徒たちの進行で、 Who is he? が行われ、教員の子どもの頃の写真が映し出されて、さらに会場は楽しい雰囲気に包まれました。
その後、各学年の1・2位、学校長特別賞の7名が発表され、さらにその中から最優秀賞が選ばれました。壇上に上がった7名が全て女子となりましたので、次回は男子諸君に大いに期待したいところです。各学年の1位の生徒は、今後神奈川県のレシテーションコンテストへチャレンジします。昨年のこの大会で現4年生の女子が優勝していますので、後輩たちの意気込みも高まってくることでしょう。
賞を獲得した生徒だけでなく、一昨年より昨年、昨年より今年と、回を重ねるごとに全体のレベルが上がっていくのを感じることができ、本当に嬉しく思います。
英語をひとつのツールとして、自信を持って使えるようになることを今後も生徒たちには求めていきたいと思います。