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学校長の部屋

教員も面談します

本日、前期課程生は1学期期末考査を終了しました。

みんなどのような結果だったでしょうか。笑顔の生徒も少し落ち込んでいる生徒も、まずはゆっくりとしてから振り返りをしてください。後期課程生たちは明日まで考査が続きますが、最後まで集中して取り組んでほしいと思います。

DSC_0052.JPGさて、本校では毎年5月と2月に私と教職員全員(64名)が面談を行います。これは教職員集団をひとつのクラスと考えると、各クラス担任が生徒と面談するのとそれほど変わりません。この5月は、先生方に26年度1年間にどのようなことを目標にしていくのかを中心に話します。目標を設定する項目には、「学習・教科指導」「学級・学年運営」「教科外活動」「校務分掌に関する業務」「本校教員に必要な事項」以上があります。教員という職務は、授業を行うだけでなく、様々な場面で生徒を伸ばす・成長させることが求められます。また、私IMG_2900.JPG学ですから建学の精神や教育目標、学校として育てる人間像もありますから、一人ひとりの教員がこれらを根底におき目標を定めることが大切です。

面談はひとり30分ほどですが、事前に提出してもらっているシートをもとに、前述の5項目を一つひとつ先生方の言葉で語ってもらいます。どの先生も、自分がこの1年で生徒のためにこんなことをやりたい、あんなことをしますなど、本当にしっかりと話してくれます。自分自身への約束でもあり、自ら責任を持つことになるわけですが、面談をしていて先生方の言葉が本当に力強く感じられます。私からは先生方一人ひとりへの要望DSC03848.JPGや期待を伝え、この1年間の目線合わせを確認します。そして、2月には今回の面談で確認した目標の達成度を話すことになります。

この目標の傾向として、前期課程生を担当する教員の多くは、基礎基本の徹底という意味合いの言葉を綴ります。それに対し、後期課程生を担当する教員は、生徒への具体的な進路指導に関することが増えてきます。当然のことではありますが、生徒の6年間の発達段階が違うことへの考慮です。これから長い1年間ですが、常に自分の目標を意識し続け、努力していくことを期待したいと思います。

 

先生方の目標が達成されるよう見守ると同時に、日常的に助言を行ない、教員集団の更なる一体感が得られるよう努めていきたいと思います。